住所は同じだが、今の名前は「~シヤンハイ・ナンジンロード・フーチェン(ふじさんはないだろう。)ミドル・ロード」チェーン店なので「南京路福建中路店」とでもいうべきか。厳密には南京東路から福建中路に入って5分以上歩き、牛庄路との交差点の左手すぐのところにある。なので、福建中路には面していない。
南京東路の近辺という条件で、三泊3万円以下でエクスペディアで予約。結局、一泊5000円ちょっとで済んだのだが・・・値段と便利さはきちんと正比例する。南京東路自体がそもそも地下鉄の駅から遠いが、さらに南京東路から10分近く歩くので、アクセスは悪い。中国の場合、ホテルのWIFIは「金盾」の支配下にあるので役に立たないことが多いが、ここのWIFIはそれ以前に実質つながらない。
錦江酒店グループの最下位ブランドなので、お湯の出るシャワールームがあればそれでいいや、と思っていたところ、そこはOKだったのだが、壁が薄い。田舎から出てきた(と思われる。上海と上海人自体は最近は洗練されているが、南京東路近辺は中国国内の超おのぼりさんが案外多いので、時々とんでもない団体客に遭遇する)と思われる団体客がしょっちゅう出入りするのがまる聞こえ。さらにここの客室のドアはある一定時間開けていると警告音が鳴る仕組みで(防犯上でそれはいいのだが。)その団体客は開けっ放しにするので音が鳴りっぱなし・・・いずれにしろ壁が薄いのが難点である。
ということで、南京東路近辺で数千円のホテルというのは難しい、というのが改めて分った。フロントはしっかりしていて(英語はいまいちだったが)問題ない。チェックインした日は24時を過ぎていたが、問題なくチェックインできた。南京東路からホテルまでの間にローソンもあり、飲食店もいくつかあるのでその点は不自由しない。