チェンライ市街の目抜通り、パホンヨーテン通りからワンカムホテルに向かう途中の左側にあるホテル。ちょうどエジソンデパートの向かい側だ。
だが、予約した段階では場所のイメージは、ワンカムホテルに何回も泊まり、このホテルの前を数え切れない程通ったはずだが、具体的な記憶が無い。それほど印象の薄いホテルだ。
空港からホテル付近にワンカムホテルの送迎車に便乗し午後9時過ぎに到着したが、探し回る始末。ホテルは、横に長い建物の中央辺りにあり、扉は閉まり中は真っ暗だ。この建物は、行き付けの古式店、ネット屋と同じだが、今までホテルがある事自体全く気付なかった。
扉を開け中に入ると、スナック風のカウンターが、ホテルのカウンターも兼ねており、男性が1人いた。予約してある旨を告げるが通っていなかった様子で、どこかに電話して確認している。確認できたようでチェックインを済ませ、正面奥の階段で二階の部屋に案内される。外観からは想像出来ない広さだ。だが、全体に暗く、窓も小ぶりな事から陰気な印象だ。まあ、寝る分には十分だが。
朝食は、一階の狭いロビーのスナック風スペースでだ。部屋数は3階建なので、5、6といったところで、これで充分なのだろう。他に宿泊客はいないのだろうか、朝食会場には私1人だ。朝食は、コンチネンタルまたはタイ風から選びブッフェスタイルではない。少人数対応なら仕方ないが、タイまで来て喫茶店でモーニングサビスを食べている様で、如何にも味気ない。これでは、余程このホテルが好きな固定客以外満足しないだろう。
今は安く出回っているが、私が泊まった時は、ワンカム、ウアンインに匹敵する料金設定なので、まずリピートは考えられない。実際、私も5泊の予約をしていたが、キャンセルフィーが掛からない事を確認し、1泊で他のホテルにトンズラした。