2013年秋・ドイツ・ベネルックスの旅
2013年10月14日(月)~10月28日(月)15日間の旅
10月26日(土);200km 、18℃、朝は小雨模様、後晴れ。
マルクト広場に面した5つ星ホテルの入口は右にあり、そこから中庭に入った。
15:20に到着です。直ぐに、従業員が飛んできて、駐車位置を示し、トランクを持ちあげ、レセプションに案内した。さすがに5星ホテルは従業員のサービスがしっかり行き届いて、気分が良いものだ。
ホテルの中は結構入り組んでいて、上がり下がりを繰り返して、3階の27号室(ホテル正面の左手に見えるDachgeschloss屋根裏部屋)に入った。
角部屋で隣を気にせず、中央に噴水のあるマルクト広場を真下に見る部屋で、Business-Zimmerビジネス室と称した部屋を予約したのだが、予想以上に良い部屋だった。
浴室は機能的で、明るく、浴用ガウンとスリッパもあり、5星であることを納得した。
<(1泊)⑬Hotel Deidesheimer Hof ダイデスハイマーホフ>
27号室(3階)。
Euro155+朝食21x2=197(26,940円)
全28室。町の中心にある5星ホテル・ダイデスハイマーホフはこの地域きってのホテルである。このルネッサンス風の館(14世紀)・ホテルはマルクト広場に面していて、5星ホテルとしては中規模だ。
HPの予約システムから、Business-Zimmerビジネス室(Landhausstil別荘風あるいは地方の家風の部屋・広さ25㎡)を1泊Euro155+朝食で予約した。
グルメレストランのRestaurant Schwarzer Hahn“黒い雄鶏”も同様に予約システムを利用して、26日(土)夕食・19時からと予約した。
ホテル内にある民族色の豊かなレストラン“SANKT URBAN聖ウルバン”があり、3年前にここでお茶を飲んだ事がある。レストランの雰囲気は全く変わっていない。
≪夕食:ダイデスハイマーホフRestaurant Schwarzer Hahn“黒い雄鶏”で≫
18:30~23:30 Euro319.7(43,719円)
黒い雄鶏は2013年もミシュラン1星、Gault Millau17点、全独ランク30位を獲得した。
(2010年は40位だったから、上昇中と言う事になる。)
300年もの歴史ある砂岩で造られた地下の丸天井レストランは席数48席、ワインは600種が用意されている。開店期間は火~土の18:30~22:00で、クリエイテイブで美食家の為の料理を提供するのだと云う。
黒い雄鶏と言う珍しい名前は経営者のHahnハーン氏の名と、かつてのシェフSchwarzシュバルツ氏の名前を採ったもので、1989年以来のレストランである。
現在の1星付きシェフはStefan Neugebauerシュテファン・ノイゲバウアー、38歳と若いが、ここでは2003年3月以来、メインシェフを務めている。
近年勢いのあるレストランの料理は繊細で美しく、美味しいものだった。ノイゲバウアー・メニュー5品料理(メインシェフの名を付けた料理)はそれなりの値段だが、満席となった店内の殆どの人が23時過ぎまで料理を楽しんでいたのには驚いた。
その料理も“Ueberraschungイーバーラッシュング驚き”というメニューを選んだが、5品料理と言いながら、出てきた料理の内容は+@があり、大ぶりではないが、5品+@(最終11品を数えた)を食べる頃はお腹もいっぱいで、後半は“もったいないが、もうういいな!”と思っていた。
デザートが終わると、女性スタッフがワゴンで運んできた多種多様の美味しそうなチョコレート、プラリネをにこやかに勧めたが、二人とも見送り、普段はコーヒーで締めくくるが、もうその気も起きなかった。
体調(ベルギーで風邪をひいた)を考えて、早めの18時半にレストランへ行ったものの、早めに行った甲斐も無く、5時間という長い、長いお楽しみ時間となった。
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