以前からとても気になっていた「春秋烏来」に1泊してみました。
まるで台湾に居る事を忘れてしまいそうなほど、居心地のいい温泉リゾートでした。
我が家が利用したお部屋は、最上階にあたるRooftop Suite。
バルコニーが付いているタイプで、広々としていました。
冷蔵庫内のドリンクは全てフリーというのもウレシイ(ビール2本有り)
そして、このホテルのウリは、なんといっても客室のお風呂も温泉だという所。
ロールアップカーテンを開ければ、緑を眺めながらゆったりと湯に浸かることができます。
露店風呂の付いた大浴場も使い勝手が良く、日本の温泉宿と何ら遜色はありません。
脱衣所の他にリラクゼーションルームが併設されていて、いろいろな種類のお茶を飲みながら、そこで寛ぐ事もできます。
夕食前にひと風呂浴びて、翌朝もまた入りといった感じで、台北で歩き疲れた身体をほぐすのにうってつけです。
ディナーはフレンチのコースです。
お味はあっさりめで、程良い量です。メインは肉料理よりも魚の方が美味しく頂けるように思いました。
ワインの種類はまあまあといった処。夫の誕生日祝いの旅行でもあったので、シャンパンを頼んだのですが、ワインクーラーを用意するのに随分戸惑っていて、相当待たされてしまいました(~_~;)
朝食は、アメリカンブレックファーストか中華のいずれかの選択で、前菜とサラダ類は自分で好きなだけ取って来られます。
解放感あるガラス張りのレストランでの食事は、ゆったりした気分になれますよ。
総合的にはとても満足できるリゾートホテルでした。
但し、1点だけ残念だったのはSPAマッサージのシステムが曖昧だった事。
最近になってオーナーが変ったらしく、まだサービスが確立されてなかったようで、90分のコースにもかかわらず施術はたったの30分。残りの時間は勝手に大浴場で過ごすだけというものでした。
説明を求めたのですが、なにせ英語すらもあまり通じるスタッフがおらず、結局妥協せざるを得なかったので、すごく損をした気分になりました。
SPAリゾートと謳っている限り、この辺は改善してもらいたいですよねぇ。
トランクを持っての電車移動は面倒だったため、台北市内のホテルからタクシーで。所要時間は50分程。料金はNTD1,200でした。
(翌日も同じドライバーさんに迎えに来てもらい、同料金で松山空港まで送って頂きました。)
台湾リピーターや旅程に余裕のある方は、台湾の温泉を体験しに、ちょこっと烏来まで足を延ばしてみるのも楽しいと思いますよ。