レイキャビク方向から国道1号線と848号線で行くと、レイキャフリーズの村の手前(ミーヴァトン湖東岸)にこのVogafjos-Guesthouseがあります。
道脇に牛の形をした看板が出ているのが目印。
その看板に従って、脇道に入って行った先にある納屋風の建物が受付棟。
シンプルな見かけの建物で、最初は「え?ここが?」と思いますが、中は真新しくきれいに改装されています。
受付カウンターのほか、ちょっとしたお土産コーナー、周辺の農村風景がきれいに見える食堂も入っています。
1角の窓からは牛舎内部も見えるのがユニーク。
受付時、周辺の観光について説明してくれるのが親切です。
地図などももらえました。
宿泊棟は、受付棟からは数百m離れた場所。
このあたり一帯の特色である、溶岩台地の低い林の中にありました。
長屋のようにしつらえた木造平屋造りが数軒並んでいます。
これまた外観はシンプル過ぎるほどなんですが、内部は真新しく落ち着いたインテリア。
広さもあって、ゆったり気分でくつろげます。
石板を敷き詰めた床が床暖房でほかほか。
私たちが泊まった日は、夕方から翌日にかけて吹雪にもなったんですが、寒さ知らずで過ごせました。
部屋でのネット接続も可能。置いてある案内書にパスワードが書いてありました。
夕食、朝食とも、上記の受付棟にある食堂で摂りました。
素材が豊富で、見た目も味もよし。
ここに泊まるなら、少なくても朝食だけはお試ししてみる価値ありです。
一つだけ気になったのは、部屋でのシャワーや水道の水の硫黄臭。
温泉が多数あるアイスランドでは、ここだけではなくて水道の水に多少硫黄の匂いが感じられるんですが、ここではちょいと強烈でした。
匂いの強弱は、その時々の火山や温泉活動とも関連があるのかも?
温泉に来たつもりで泊まるなら、それもまたよしかも。