ボスニアン ナショナル モニュメント ムスリベゴヴィック ハウスのクチコミ（2ページ）

「スタリ・モスト」から徒歩約１０分。
トルコの家のようなオスマン調の邸宅が博物館になっていますが、
その１部をホテルとして利用し、宿泊することができます。

宿泊者は、もちろん自由に見学することができます。
しかし、博物館のお昼の休憩時間に行くと、門が閉まっていないこともあり、
お昼頃のチェクイン、もしくは荷物預けには注意が必要。

建物や家具は、木造の見事な造りとなっていました。
日本で言えば、古民家みたいな感じ。
そのため、部屋はきれいですが、とてもシンプルで、
機能性より雰囲気を味わいたい方向けの宿かもしれません。

部屋にシャワー＆トイレ付、ＴＶなし。
寒い時期は、ヒーターを用意してくれました。
朝食は、オーナーのおじさんが簡単なものを出してくれます。

ホテルとして予約を取っていないこともあるようで、
予約なしでの宿泊は難しいと思います。
予約サイトからか、事前に問い合わせが必須。

朝食つき６０ユーロで夫婦２人で泊まりました。

ドゥブロヴニクから長距離バスでモスタルに到着し、地図では1.5kmぐらいで、このホテルがある旧市街やスターリモスト橋に着くはずでしたが、バックパックをしょっていたせいかやや長く感じました。

ホテルからスターリモスト橋までは、のんびり旧市街を散歩しながら徒歩10分弱。夜遅くも橋付近のレストランへ行き、早朝も橋まで散歩することができたので観光にはとてもいい場所です。

目抜き通りであるマーシャル・チトー通りにあるカラジョズベゴヴァ・ジャーミヤ（モスク）が、ホテルのほうへ曲がる目印になります。

博物館の内部を宿泊施設として開放しているだけあって、外観・中庭から見応えのある造りです。部屋も、オットマン様式の応接間のように壁に沿って設置されている長いベンチや天蓋つきのベッドなど、雰囲気満点です。部屋は狭め、シャワールーム、トイレはさらに窮屈な感じです

オーナーはとても優しく迎えてくれ、翌日朝早いとわかると朝食をランチパックにしてくれました。

古い体験ですみませんが、最近トラディショナルハウスに泊まり、その良さを再認識しましたので本件投稿させていただきました。