【ホテル】
デュク・ドゥ・ブルゴーニュは昭和天皇も訪れたレストランが有名だが、フロントはレストランの人が片手間でやっている感じ。
事前に読んでいたとおりエレベーターはない。我が家は小さなボストンバッグなので困らないが、ホテルの人がスーツケースを運んでくれる雰囲気は全くない。
<2号室>
デラックスツインなので部屋は広いが、ベッドは小さい。
予約段階でわかっていたが、カナルビューではない。残念ながら、カナルビューの部屋は予約がとれなかった。
古い建物だが、水回りはリニューアルされていた。
<トラブル>
ドアの鍵が部屋側からできない。
フロントのおじさんを呼んだら、ドアを強く閉めてやれと教えられた。
おじさんが帰ってから練習していたら、今度はドアノブが外れてしまった。
再度フロントに行くとさっきとは違うおじさんがやってきて直してくれたが、慣れているようだった。
今のところ2人しか知らないが、2人ともホテルマンの立ち振る舞いではない。
レストランが有名なホテルでなく、レストランが宿泊部門もやっているのが正しいようだ。
<朝食ブッフェ>
8時過ぎに下のレストランに行くと誰もいない。昨夜と同じ一番いい席にした。
もう少し豪華な朝食を期待していたが、至ってシンプルな朝食だった。
他のホテルからわざわざ朝食を食べに来たとの旅行記を読んだ記憶があったが、コロナ以前以後で事情が変わったのか?
【レストラン】
一か月前から予約してあったので一番奥の一番いい席に案内された。
舟のへさきのような三角形になっている。
右も左も運河に面している。
前もって決めていたENTREE、MAIN、DESSERTの3品で39.5EURのコースにした。
と言うか、アラカルトは難しそうなので無難なコースを選択しただけ。
<Bruge Blond 6EUR、Bruis Water 50cl 6EUR>
ビールとお水が同じ値段っていうのが日本人には理解できない。
ベルギービールは数十年前に飲んだことがあるが、いい印象がなかった。
でも、昨日もそうだったが、くせがなくて美味しい。
<ENTREE-Home-made shrimp croquettes>
前菜は二人とも自家製えびコロッケ
違うものを頼んでシェアすることも一瞬よぎったが、一応ホテルのレストランなのでやめておいた。
<MAIN COURSE-Mussels with garlic & cream>
Rのメインはムール貝のガーリック&クリーム添え
ムール貝は、昔パリのLéonで食べたことがあるが、それ以来になる。
写真はわかりづらいが、バケツのようはものが来た。
ベルギーはムール貝の本場なのでムール貝をチョイスしたが、想像を絶する量だった。
<MAIN COURSE-Duck breast with pink pepper sauce>
マダムのメインは鴨胸肉のピンクペッパーソース添え
ムール貝ほどではないが、これも凄い量。とてもじゃないが食べきれない。
ベルギー人は大食いなんだ。
<DESSERT-Homemade chocolate mousse>
自家製チョコレートムース
お腹いっぱいだが、デザートは別腹
ベルギーだけあって、チョコレートのレベルが高い。
<Irish coffee 11EUR×2>
とんだもの知らずでコーヒーだと思っていたらカクテルだった。
しかもメニューの3EURも勘違いで、DESSERTの一つだった。
デザートの中からこれをチョイスしたらプラス3EURだったが、チョコレートを選んでいたので、Irish coffeeは単品価格の11EURだった。
マダムはアルコールが苦手。
一口飲んだら甘くて飲めそうだだったが、後が怖いので一口で自重した。
<合計 113EUR>
思わぬハプニングがあったが、これはこれでいい思い出になった。
昭和天皇が来たレストランで1人56EURならリーズナブルだと思う。