12日間という長期滞在のため、とても安いし写真で部屋がきれいそうだったので選びました。空港からタクシーで定額24リンギットでアクセスでき、20分程度です。
パンタイチェナンまでは30リンギット、クアタウンまで45リンギットかかります。
近くの小さい公営ビーチは他のビーチよりも人が少なく、波も小さめでよかったです。
雨期の始まりだったことや裏側の部屋だったこともあるのか部屋が大変カビ臭く、何よりベッドリネン類、枕が酸化した体臭の匂いがひどくて慣れるまで大変でした。
湯沸かし器があり、インスタントコーヒー、紅茶、カップサイズの無料の水が毎日つきます。タオルはバスタオルのみで、日によって臭かったり古いのが入ります。足拭きマットはあったりなかったり。フェイスタオルなどは持参が必要です。（バスタブはないのですが、）バスフォームとシャンプーのみありました。石けんもありません。ドライヤーはカウンターで貸してくれます。ランドリーも頼めます。１日かかり、ジーンズで４リンギット程度です。８月は湿気が多く、部屋干ししても洗濯物がまったく乾かないのでドライヤーで懸命に乾かし、無理なものはランドリーを頼みました。無料Wifiが使えます。
当初、こんなんじゃ耐えられないと思い急遽、クアタウンのベルビューホテルに２泊、泊まりに行きました。とても清潔で便利なタウンホテルで快適でしたが、なぜかまたジオパークホテルに戻ると自然溢れる環境にあるせいか、家に帰ったような安心感があり、前よりも匂いなどが気にならなくなり過ごせました。なれってすごいです。
でも、潔癖性の方にはお薦めしません。
朝ご飯も安いのでつけましたが、トーストと紅茶くらいしか食べられるものがありませんでした。（他に、スクランブルエッグ、ウィンナー、缶詰のビーン、無果汁ジュース、コーヒーらしきものが並んでいましたが）価値にして100円程度と言った感じ。
でも、その時間だと近所の店はやっていないので悩むところです。１０時くらまで我慢できるなら出先で食べた方がよさそうです。
また、朝、９時くらいになるとオリエンタルビレッジ内に流れるマレーシアンポップスや場内放送が流れてちょっとうるさいです。夜はカエルや虫の声、雨の日は雨音がにぎやかです。
最初の方はラマダンにかかってしまったので、オリエンタルビレッジの店も閉まりがちで、少ないレストランも１７時には閉店。夕飯もカップラーメンでがまんしました。ハリラヤ後は遅くまで日本食レストラン「湖」が開いていました。ここは隣りの高級ホテルにも出店しているレストランなのでけっこう美味しいです。金額は観光客向け＆スタッフが少なくてとても時間がかかるのが玉にきずですが。本物のトラがいるBolavenというカフェのカプチーノも美味しかったです。お土産屋の商品は同じものならパンタイチェナンの店の方が安いです。
ロビーのスタッフは素朴な感じでフレンドリーで、いろんな要望に気さくに応えてくれました。ビーチまでは無料で送ってくれます。基本は１０時発12時ピックアップ、15時発17時ピックアップの２回ですが、他の時間でもスタッフの都合がつけば対応してくれます。ビーチタオルも言えば貸してくれます。提携ホテルだったビーチにあるホテルはすでにつぶれてしまったので、そちらで過ごす事はできませんでした。小さな公営ビーチがあり、貝を拾ったりして楽しめます。雨期のせいか水は濁っていて、小魚を見たりして楽しむことはできませんし、水着がけっこう汚れます（汚いということではありませんが）。
すぐ近くにペラダナキーというハーバーがあり、そちらにレストランやカフェ（比較的高級）が数件あるのでランチやディナーをとることができました。
途中、ホテルを替えようかとも思ったのですが、長く滞在しているうちになんだか愛着がわいてきて、次回ランカウイに来る事があったら１泊はしたいなと思えました。緑がいっぱいな感じとちょこちょことオリエンタルビレッジ内をブラブラしたりできるところ、スタッフの人ののんきな感じに癒されました。
せめてリネン類だけ全部取り替えたらいいホテルとも言えるのですけどね。
4,000ポイント
