黄山の雲谷寺ロープウェイの山頂駅から歩いて30分くらいのところにあります。もしトランクを持って行こうと思うなら、50RBMほど追加料金を払えばロープウェイに載せてもらえます。その後は階段の登り下りがあるので、山頂駅に待機している跳夫に頼めば50RBMでホテルまで運んでもらえます。このホテルは中国共産党のお歴々が泊まるほどの格式があります。貴賓館には小平や江沢民、若い頃の習近平も泊まっているそうです。小平は半ズボンで徒歩で登り、江沢民はロープウェイだったそうです。貴賓館は本館の建物に向かって左側にある大きなガラス張りの建物です。天気が悪い場合雨具はロビーに入る前に脱くように言われます。1階にはフロントとレストランがあり、客室は5階まであります。正面入り口側の部屋であれば天気が良いと貴賓室と同じ眺めが見られるでしょう。部屋は少し狭いツインルームでした。寝具は天候のせいもあると思うのですがフカフカではありませんでしたが、快適に眠れました。テレビと湯沸し器はありますが、無料の水などはありません。アメニティも小さい石鹸だけです。バスルームにはバスタブもあります。夜は豊富にお湯が出ましたが、翌朝はほとんど水に近い状態でしたので注意が必要です。部屋の暖房は小さいパネルヒーターだけです。温度調節のダイアルが目につきますが、スイッチは右側にあります。部屋を出る時に電源が落ちるのでカードキーの代わりに何かカードを挿しておいた方が良いです。冷蔵庫はありませんが、窓際に置いておけばすぐに冷たくなります。夕方以降はカーテンを閉めた方が良いです。ご来光を見る清涼台へは歩いて15分くらいですが、懐中電灯を持って行った方が良いです。食事についてはツアーだったので、下の街と変わらない料理が出てビックリしました。飲み物は缶ビールで20RBMします。紹興酒でも小瓶が40RBMと意外に良心的です。飲み物はレストランの入り口に値段付で展示してあるので明瞭会計です。朝食は6時30分からと案内がありましたが、シーズンに寄り7時なのでご注意を。朝食のメニューは山頂としては種類が豊富ですが、卵料理や麺はありません。部屋に防寒ジャンバーがありますが、紳士物のLLサイズなので体型の小さい方には使いづらいでしょう。売店やお土産売り場もありますが、水が500ミリリットルで10RBMくらいします。まあ跳夫の人が天秤棒で担いでいるので高いのは仕方ありません。郵便を出す場合はロビーから表に出て建物沿いに左手に進むと角に小さな郵便売店があります。北海のスタンプを押して絵葉書が出せます。切手は5RBMです。登頂記念のカードもあり、10RBM+切手5RBMで送れます。DVDや写真集も売っています。郵便の売店は店によって絵葉書の切手などの販売を嫌がりますがこの売店のおばさんは親切です。朝7時から開店ですが山を登ってくるので7時40分くらいに開いていれば儲けものでしょう。
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