古い話ですいません...。
約30年以上前の話です。何もかにもが激安の時代でした。このホテルも当時は3000円ぐらいだったと思います。
ギラロッシュ、レイバン、アランドロン等、ブランド物が激安で、ここで買い捲っていたのを覚えています。
食事も「ツバメの巣」が激安で、生まれて初めてこの地で口にしました。
タイで第二の都市にも関わらず、まだハジャイという名前が余り旅行者には知られていなく、またイスラム過激派も全くいない平和な時代のこの土地に何度も滞在した事がございます。
この街は、非常の素朴で、トゥクトゥクを半日借りとかして、運ちゃんと一緒に飯食ったりと、そんなことができる時代でした(まあ、私がそういうことも出来る程、若かったということもあります)。
この街に滞在する日本人観光客は、恐らく我々だけだったと思います。
この街は、マレーシアからの観光客が非常に多く、結構、(日本人ができる筈も無い)マレーシア語できる?と地元の方々に聞かれた覚えがあります。(その数年後、私は就職し、インドネシアに赴任した関係で、マレー語がベラベラになってしまうわけですが...不思議な運命を感じます...苦笑)
さて、当時はこの「JBホテル」ができて数年しか経っていなく、ハジャイの街では最も最新でホットな高級なホテルでした。ちょっと街外れのロケーションで、眺めのいいホテルでした(とは言え安かったですが)。
飲み屋のおねいちゃん達が 「JB」と聞いただけで喰いついて来るようなこの街最高のホテルでした。
この地には、なぜか「さくらホテル」という日本名のホテルもあり、宿泊した事もありますが、そこは 夜中、急に知らない女性が尋ねてきたり、廊下で酔っ払ったボーイが倒れていたりと...はちゃめちゃでしたので、JBに慌てて移った記憶もあります。
私の中では JB=ハジャイでは最高の思い出...という公式が未だに頭の中に残っています。笑