エアーポートリンク・マッカサン駅でからタクシーでホテルに向かおう。エアーポートリンクの駅は総じてエスカレーターが無いので不便だ。しかもエレベーターがプラットホームの端っこにあり随分歩かされる。
2階タクシースタンドに降りるとタクシーが4、5台列を作って客待ちをしている。「ここにはタクシーがいない」、とよく口コミに書かれているが、タクシー利用はなかったもの、何回もこの駅を利用し、見た限りタクシーはいつも目にしていたのだ。係員に訊くと「メーターで大丈夫!」と回答があったのでボロタクシーに乗り込む。だが、ナナに行くのはマッカサン下車は大チョンボだった。大渋滞の道をパヤタイ方面に走り、次のエアーポートリンク・ラチャプラロップ駅の下を通過してぺブリ通り経由でナナへ。何の事はない。この経路しかないのなら、次のラチャプラロップ駅下車だった。マッカサン駅からアソーク通りは左折しか出来ないのでこの経路となったのだ。ラチャダー方面に向かいUターンすれば良いのにな、距離稼ぎ?スクンビット方面はラチャプラロップ駅が最寄り駅となると覚えておこう。
実はアソーク通りから西のホテルは初めてだ。いや、シェラトン・スクンビットに一度泊まったので、ナナ宿泊は初めてと言い直そう。
5時過ぎホテルに到着。
ポーターに案内される途中に、建物の陰に隠れるように左手に小さな、小さなプールが見える。写真では立派に見えたが、幅3m縦10m位の超可愛いらしいプールだ。こんな小さなプールは初めて見た。ちなみに滞在中、泳いでいる人は一回も目にしなかった。その隣にはジムが。ここも利用している人の姿は一回も見なかった。その分、ロビー奥(通路)にある何台かのPCは無料だからだろう稼働率が高く、通る毎にファランが画面に向き合っていた。
案内された部屋はバカ広い。乏しいホテル経験だが、今までタイで泊まった中でもベスト3に入る広さだ。しかも5階には我々の部屋しか無い様だ。レストラン横に我々が使ったとは別のエレベーターがあったので別棟があるのだろう。
部屋の設備も大型2ドア冷蔵庫、電子レンジ、2口IHコンロ、調理器具、食器、32型薄型テレビ、DVDコンポと、高級サービスアパートメント仕様だ。
立地的にはスクンビット通りからはかなりの距離が有るので、ホテルのツクツクで通りまで送迎してくれる。帰路は、電話をすると迎えにきてくれる。しかも4つ並んだアマリ、ソロ、マルコポーロのツクツクもお互いに利用可能で、パクソイで待っていると、それらのホテルのツクツクを捕まえ帰還可能だ。
近くにコンビニはないが、パクソイのビルの地下に中規模のスーパーがある(確かTOPS)ので食材の調達はOK。ホテル・ツクツクで行き、「〇分後に迎えに来て!」、と頼んでおけば重い荷物を持って歩くことはない。
ただ、ブッフェ朝食は品数も少なく貧弱。ついてくるだけマシと割り切った方が良いだろう。
立地以外は合格点が付けられるが、火事の時の不安が気になるホテルである。