こんな中に本当にホテルがあるの?と観光で疲れた友人二人に言われてたどり着いたマンション?の前。インターホンを押し、エントランスを開けると、中庭があり、一角に昔ながらのエレベーター。扉のインターホンを押すとそこがホテルで、外からは想像もできない素敵な空間がありました。ご夫婦2人できりもりしているホテルです。ピッカピカに磨かれた、廊下が印象的で、両サイドに部屋があり、私たちは3人部屋で、はっきり言って狭かったですが、家具や備品、バスルームの雰囲気がオーナーご夫婦のセンスが生きていて、個性的でした。
朝食は女の子のスタッフが一人で切り盛りしていました。かわいらしいテーブルに、テーブルには花が飾られて、窓辺には今にも小鳥が飛んできそうな雰囲気。パンとシリアル、ジュースとホットドリンク、フルーツといった簡単な食事でしたが、落ち着いた朝食の時間を過ごせました。
チェックアウト時もシャワーを使わせてくれたり、いろいろ気を使って下さったオーナーはとっても心やさしい方です。
帰国時の空港へのタクシーを待つ時間、フロント階にある、待合室的な空間に鳥かごがあり、色とりどりのカナリアがいて、癒されます。部屋全体が薄紫色の印象で、壁に百合の花の絵が描いており、カナリアと相まって、とっても素敵な空間を演出されています。
長い付き合いで、何度も海外に一緒に旅をしている友人が、わざわざ、「素晴らしいホスピタリティーでした。こんなホテルは初めてです。」と感想を伝える為にわざわざオーナーに声をかけていたのには驚きました。それほど素敵なホテルです。