プラハ中央駅から徒歩8分、ヴァーツラフ広場に面した通りに入り口があるが、その入り口からさらに50mほど中に入り、中華料理屋に突き当たって右に折れ、すぐにまた突き当たって左に折れた奥40mほどのところにホテルの入り口がある。初めて来た客はここで呼び鈴を押してカギを開けてもらい中に入る。チェックイン後はルームキーをかざして鍵を開ける。エレベータに乗って二階に上がるとフロントがある。それ以上の階にはルームキーをかざさないとエレベータが動かない。セキュリティはしっかりしているが、もし火事になったら逃げ遅れてしまいそうで怖い。部屋は日本式でいうと三階の広いツインルームだった。東芝のエアコンがついているが、そのリモコンは部屋ごとに操作できなくなっていて、外が4-5℃と寒かったせいか、暑いくらい暖房が効いていた。エアコンの操作ができないので、窓を開けて外気を入れて室温を下げた。窓はすりガラスで外が見えないが、窓を開けてみると外はビルの隙間の汚い風景だった。テレビは液晶の薄型で、英語放送はCNNくらいだった。風呂には大きなバスタブがあり、仕切りはガラス戸で使いやすかった。ヘヤードライヤーも使えるものだった。湯沸かしポットがあったが、全く作動しなかった。それで壊れているとフロントに持っていくと明日、入れ替えるという。今湯を沸かしたいというと、空いている部屋から持ってきてくれた。それを使おうとするとまた全く作動しない。再度フロントに持っていくと、フロントで試してみていや、壊れていないという。部屋に持ち帰って、試したがやはり動かなし、それでコンセントが死んでいるのでは?と思い、ドライヤー用のコンセントにつないだら湯を沸かし始めた。ところが湯が沸く前にブレーカが飛んでしまった。またフロントに行き事情を説明するとブレーカを直してくれた。今度は別の壁のコンセントに湯沸かしをつないだら湯を沸かせた。朝食は日本風の二階のレストランでとるが、アメリカ式のビュッフェでチーズや生ハムの種類が多く、果物もたくさんあった。またお菓子が可愛くて種類が多く旨かった。かなり満足のいく朝食だった。