Santo Mauro, a Luxury Collection Hotel, Madridのクチコミ

元は貴族の館だったので、エントランスからしてホテルとは分からないぐらいの趣ですが、建物の外観以上に室内、スタッフ、サービスすべてが素晴らしい。海外のホテルに色々泊まっていますが、もう一度来たい、この都市ならここ、と思ったのは初めて。それぐらいおススメです。

ベルボーイは外出時に必ず「タクシー？」と声をかけてくれ、客待ちや流しのタクシーがつかまりそうになければすぐ電話で呼んでくれます。さらに行き先もドライバーにしっかり指示。私には、「運転手は行き方よくわかっていますから」と一声かけてお見送り。スペイン語は話せないので、安心してタクシーに乗ることができ、結局Uberは使わずじまいでした。

この親切さはレセプションも同じ。マドリード市内の交通カードの仕組みがよくわからなかったので質問した際、わざわざ自分の財布から交通カードを取り出し、鉄道やメトロのアイコンを見せながらすべてに使えることを説明してくれました。全員にこやかで話しかけやすいというのも大事な長所です。

フルサービスの朝食は33ユーロと高めですが、メニュー内容は十分お釣りがくるぐらいのクオリティです。自分の好みに合わせて、内容の微調整も可能。私は瓶でサーブされるはちみつ入りヨーグルトのはちみつが甘すぎると感じたので、3日目からははちみつ抜きでとお願いしました。夏になるとリゾートホテル並みの中庭でサービスされるとのことなので、次は夏に来て堪能したいと思わせてくれる設備です。

生活面で優れモノは、ランドリーサービスに「手洗い」も選択できるようになっていること。普段はランドリーに出さないランジェリー類も頼むことができ、とても助かりました。また、クロークルーム内にシューズボックスがあり、ドアの外に朝置いておくと、靴磨きをして夕方部屋に戻してくれます。

マドリッドの大使館などが並ぶ静かな地域にあるホテルです。
部屋数も40室足らずと小さく、日本ではベッカムが長期滞在したホテルとして
有名になりました。
立地はすごく便利！というほどではありませんが、周辺が静かな割に歩いてどこにでも
行けるような距離です。
部屋はとても広く、リビングとベッドルームに分かれており、間をつなぐ廊下が
ちょっとしたビジネスホテル並みの広さです。
バスルームも使い勝手の良いものでした。
都会の真ん中にありながら部屋は一つずつヴィラ風に分かれており、プライバシーが
守られた雰囲気でもあります。
朝食は元は図書室だった場所でとります。
たくさんの本に囲まれながら、昔のスペイン貴族の生活に思いをはせる…
なかなか味わえない雰囲気です。
難点は鍵が開けにくいところですね。何度かスタッフにやってもらいました。
欧州のこのクラスのホテルにしてはスタッフには尊大なところもなくみんなとても
フレンドリーで、気持ちよく滞在できました。
空港までん車を手配してもらったらジャガーだったのはさすがという感じでした。