スモークハウス ホテル キャメロン ハイランズのクチコミ

昔ながらのイギリス風の屋敷と庭園に囲まれて雰囲気は良いのですが、すぐ隣には中国系らしい大きなホテルが建っていました。建物が素敵な感じなので見ていると、インド系らしい駐車場係りの人が、レストランに入れるよと教えてくれたのでお茶だけでもと思って入りました。レストランはホテルの入口を通って行くので、英国調の調度品で飾られた部屋を通って行きました。お腹は空いていなかったのでお茶とデザートだけでしたが、ひと休みできました。

松本清張の「熱い絹」にも登場するホテルです。本の中で登場人物が何度もここへ食事に来ているので、興味を抱いて行きました。英国風のきれいな庭のあるホテルで、本館の他にも別館が建っていたので思ったより大きく感じました。レストランはホテルのフロントを通って入ります。フロントは少し薄暗いけれど、年代物の重厚なソファが置かれていて落ち着いた雰囲気でした。レストランに入りましたが、アフタヌーンティーは3段の立派な容器でなく、プレートでした。

キャメロン・ハイランズ・ゴルフ・コースの西側にあるスモークハウス・ホテル・キャメロン・ハイランズ。
ここはチューダー様式の古風な造りと庭がすばらしいホテル。
宿泊客でないとホテル全体の様子は見て回れませんが、一階のロビー周辺と庭の一部は食事やお茶で訪れる人でも見学可。
この辺りまで来たら寄って行くといいですよ。

以前キャメロン・ハイランドに来た時にはここでお茶とお菓子を楽しみ、今回はクリスマスのディナーを予約して行ってみました。

昼にドライブがてら訪れて予約を入れた時のフロントのスタッフは穏やかな物腰が好印象。
夕方になって戻って来た時にはテーブルがすでに割り当てられていましたが、テーブルの高さと椅子の高さが合わなかったのは残念。
食事をするには椅子が低すぎたので取り替えてもらいました。
セッティングする時に気付かなかったのかなあ。

コースになった食事は、最初のオニオン・スープ、シュリンプ・カクテル、サーモン・サラダは感激のおいしさ！
メインのロースト・ターキーはちょっとパサついていて味わいが薄かったかな。
〆のクリスマス・プディングは甘すぎでしたが、全体としては楽しめたと思います。

人気なお宿というのもあるのでしょうが、従業員の態度がいまいち。特にフロントのマレチャイ系が最悪。流れ作業でするような、案内も早口、詳細はこちらから聞いて知るていうような感じで、値段の割のサービスにガッカリしました。Wi-Fi案内はこちらから聞いてしる、部屋には掃除途中の雑巾が放置。窓が開けてあり、直前の雨でリビング床がビチョビチョ。こちらから言わなければ放置です。
雰囲気はいいのに残念です。
レストランの食事は満足です。

有名店なのでかなり期待してハイティーをしに行きました。ただ意外と普通のカフェって感じで、期待していたまさにハイティーという感じとは少し違いました。ただお庭もあって有名店なので話題性という意味でも一度は行ってもいいかなって感じです。

海の日の連休に２泊しました。
清潔さと快適さと豪華さを求める方はキャメロン・ハイランド・リゾートで過ごすのが正解だと思いますが、英国好きでここならではの歴史や文化を求めて旅行する私にはとても良いホテルでした。

1937年に建てられた英国式コテージで、イギリスの田舎の古いレイクハウスのようです。
庭も、わかる人にはわかる、フランス式やイタリア式のように造り込まれた庭ではなく、あたかも自然に咲き乱れた風にデザインされた英国式ガーデンです。

朝食はイングリッシュ・ブレックファーストのプレートで、ロンドン郊外のB&Bで出て来た朝食の煮豆と同じ味がしました。
ジュースorフルーツ、シリアルorポリッジなど選択制になっていて、ポリッジがあるのはなかなか珍しいと思いました。
部屋に置いてあるティーパックもテラスで頼んだら出て来る紅茶も、地元のキャメロンバレーのもので、クセのない、ミルクに合う紅茶です。
アフタヌーンティーを頂きましたが、スコーンやクロテッドクリームはやはり英国の物のようにはいかず、スコーンにはバターをどっさり入れた時の風味が足らず、クロテッドクリームはふわっとしていてホイップクリームのようでアッサリしてました。
一晩だけここのレストランで夕食を頂きましたが、ローストビーフもアスパラガスのクリームスープもとても美味しかったです。（この2品だけを注文しても、付け合せの野菜には手を付けられないほどに量が多かったです）

タナラタとブリンチャンの街の中間にあり、ゴルフ場のある静かなエリアなのですが、隣に大きな中国資本っぽいホテルが出来ていて、そこに出入りする団体客が結構うるさかったです。
更にもう１軒建築中だったので、今後はもっと賑やかになるかもしれません。
このホテル自体が観光名所でもあるので、写真を取りにだけ来る人も居て、また宿泊客以外にもレストランを開放しているので、人の出入りは多くて落ち着かないかもしれません。

フロントには年配のインド系の男性がいて、そこもまた英国領だった歴史を思わせます。
私が泊まったのは新しく出来た別館の方ですが、それでも十分古く、角部屋じゃない風通しの悪い部屋だったらカビ臭いかもしれません。
窓に鍵が無いのでセキュリティ面でとても不安でした。
お湯の出は良く、バスルームは快適でした。
ちょうどワールドカップの決勝の日でしたが、部屋のテレビでフォックススポーツのチャンネルが入り、生放送で見られました。

ロビーや調度品は古めかしく趣がありますが、見方によっては古くて汚いとも言えるので、ここを良いホテルと感じるかどうかは人によるとは思います。
英国の古い建物を利用したプチホテルやB&Bを「味があって良い」と感じる方にはおすすめです。