昔ながらのビルをリノベしたプチホテル。
古さを活かしつつ今時な内装と家具家電を配しておりセンスのいい空間です。
フロント業務も今時で、タブレットに色々入力するのですが当時はこれに時間がかかりまくりました。ホテルの方も苦笑いで愚痴るくらい面倒そうでした。webチェックインをしそびれていて申し訳なかったのですが、あの煩雑さを思うとやってもらえて良かったなと。今は改善されているのではないかと思います。
客に笑顔で愚痴るタイプのスタッフさんはフレンドリーでざっくばらん。アットホームな雰囲気です。
ちょっと困ったのがスーツケース。
2軒のビルをぶち抜いたこのホテル、フロントの建物はエレベーターがあるのですが隣の棟は階段のみ。そっちに当たると悲惨です(笑)
B&Bに近い雰囲気なのでスタッフ人数は非常に少なく、すぐに手は貸してもらえません。遅番の男の子が来たら運んであげるから夜まで待ってと言われましたが、夜は出かけたかったのもあり自力で持ち上げました。段差も多くかなりキツかった…男性は問題ないかと思います。
かなり狭そうなのと値段もロンドンにしては手頃だったので、一人一部屋ずつ取りました。2泊だったので正解でした。
ベッドでほぼ満杯の部屋で、シャワールーム以外はベッドの上で過ごすしかありません。スーツケースを開けるのも一苦労。セキュリティーボックスを探したらベッドのフット側に隠し扉のように設置されていました。涙ぐましい工夫です(笑)
しかし窓から見えるパディントンの街並みがいい感じで、自分の個室に籠っているような落ち着きがありました。とても清潔で居心地が良いです。
正直、ベッドをもう少し小さくして空間を取りシングルルームにしてほしいと思いましたが、それじゃ採算が合わないのでしょう
部屋に設備は少ないですが、共用部の小部屋に冷蔵庫やポットやお茶類が置かれています。そこで暖かい飲み物を自由に取ることができます。
朝食なしのプランにしましたが、朝はロビーがベーカリーになって色々なパンや飲み物が売られているので十分でした。内装が見たくて入って見た2階のカフェもとても可愛くていい雰囲気。
繁華街なのでレストランも多く、すぐ近くに早朝からやっているスーパーもあったのでとても便利でした。
狭さと快適さ、上り下りの苦労とそれ以外便利さを天秤にかけると、連泊ひとり一部屋が最適だと思います