二度目の宿泊。
今回は宿泊の予約確認書に、「ハンドシャワーを希望」と書いてフロントに提出。
旅行会社からも事前に「ハンドシャワーのバスルーム」をリクエストしてもらったが、やっぱり、固定式のシャワーのバスルームだった。
シングルルームは固定式のシャワーしかないのかもしれない。
最初部屋に入って、固定式のシャワーを見たときはがっかりしたが、前回は8泊、今回は9泊したので、固定式のシャワーにもだいぶ慣れてきた。
というか、我慢できるようになった。
バスタブがあって、お湯の出がいいので嬉しい。
ただし、配管が古いのでお湯は茶色。
透明に見えるが、紙コップにお水を入れたままにしておくと茶色い線が薄く着く。
マドリードのお水は美味しいと言われるが、このホテルの水は飲めない。
近くにスーパーがあるので、ペットボトルの水を買えば大丈夫。
今回も最初の日に、固定式のシャワーからお湯が少ししか出てこないので、フロントに電話した。
「バスルーム、トラブル」というと、
「すぐに、修理担当者が行く」という返事だった。
確かにすぐに来た!
3分待たなかったような気がする。
たぶん、水回りのトラブルが多いので、すぐにお部屋に行く体制が出来ているんだと思う。
すぐに修理をしてもらって、お水は出るようになったけど、まるで打たせ湯のようにボタボタと水が落ちる。
修理担当者の「これで大丈夫」という自信たっぷりの笑顔に、「ありがとう」と言ってしまった私。
ただ、リュックで肩が凝っていたときは、この打たせ湯シャワーは効果があった。
蛇口のパッキンは安価なので、それをすべて新しいものに交換しておけば、修理担当者の負担は減ると思うし、宿泊客の水回りのストレスは軽減されると思うんだけど、私がホテルの管理者だったらそうするんだけどなぁ。
お部屋の掃除はいつも綺麗にできていた。
チェックアウトの時、お掃除担当の女性が一生懸命掃除をしているところを見かけた。
その姿を見ながら、だからお部屋の掃除が行き届いていたんだ、と感心、納得した。
朝食は美味しくなっていた!
6月だからなのか、果物がすごく美味しかった!
朝食会場で働いているスタッフは、いつも黙々と、一生懸命、仕事をしていた。
愛想は悪いが、丁寧な働き方は、まるで日本人のようだった。
ベランダに出る扉が緩んでいた。
特に問題はなかったけど、隙間が出来ていたので、お掃除の女性にそのことを伝えた。
外出して戻ったら扉は修理されていた。
お掃除の女性は感じが良かった。
2月に宿泊した時は、毎日、必ず切ってあったお部屋のブレーカーが、今回は切ってなかった。
すごく驚いた!
トリップアドバイザーにも、ほぼ同じ内容を書いたので、改善されたのなら嬉しい。
前回は隣のお部屋がうるさかったけど、今回は一番端の部屋だったので静かだった。
毎日疲れていて爆睡していたけど、今回の静かな部屋の方が嬉しい。
滞在中にホテルの正面入り口のガラスドアが壊れていた。
理由はよくわからないけど気になった。
二月には、ホテルに戻るといつも玄関で見かけた警備員が、今回は不在のことが多かった。
9泊すると、ホテルのいろいろな部分が見えてくる。
立地がいいし、慣れてきたので、固定式のシャワーじゃなければ、私にとって最高のホテルなんだけど。
次回は英語が堪能な友人と一緒に宿泊して、ハンドシャワーのバスルームを希望してみたい。