1年に1回は買付けのため、一人でフランスに出張します。
毎回違うホテルを探すのですが、マレ地区に近いこと、冷蔵庫付き、バスタブ付き、スーツケースを広げることのできる広さがあることを条件にしています。
で、できるだけ1万円以内ということも重要視しています。
宿泊したのは2/1~5の5連泊。1€=¥135のときでしたが、1泊当たり¥8,400と格安でした。朝食は別料金で確か10€だったと思います。
地下にある食堂が洞窟のようで素敵だったので、その写真に惹かれて予約しました。
パリっ子に人気のマレ地区にあり、メトロのサンポール駅とオテル・ド・ヴィユの中間に位置しているので交通の便は抜群です。
この辺りは中華やお寿司のテイクアウトの店も多く、スーパーのモノプリ、美味しいパン屋のPAULなど、生活するにもとても便利な所です。
最近できた23時まで開いているモノップというコンビニ的な店まで徒歩1分です。
リボリ通りに面しているので閑静という訳にはいきませんが、部屋からは遠くルーブル美術館も望められますので、立地は良いと言えます。
が、入口は狭く間口一間ほどの扉を開けるとすぐフロント!
その横の狭い通路の先がエレベーターですが、手で開閉する古いエレベーターは2人乗るとスーツケースは一個しか入らないほど狭いのです。
歴史的建造物なので建物は古いですが、室内は改装されていて割合きれいでした。
カーテンやベッドカバーも重厚な感じがして悪くありません。
バストイレも改装されているのできれいだし、バスタブのお湯も問題ありませんでした。
Wベッド(日本より大きい)、白いネコ足の机とイスもまあ可愛いし、いいのですが、イスを机の前に置くと、ベッドとの間にすき間がなくなり、窓際にいくことができません。
窓際にクローゼットがあるので、そちらに行く時は椅子をヨッコラショと移動させないと通れないのでとても不便でした。
もっと広い部屋に泊まればいいのでしょうが・・・。
ロビーは2Fにあるのですが、中世風のインテリアで素敵でしたし、荷物の一時預かりも
2Fの小部屋にあるので安心できました。
このホテルにした決め手の一つである食堂は、確かに洞窟風で素敵でしたが、2回しか朝食を食べなかったのであまり意味はありませんでした(笑)
別料金なだけにバイキング式の朝食はメニューも豊富で美味しかったです。
フロントの対応も悪くありませんが、買い付け荷物の多い私にはエレベーターと部屋の狭さがネックになって、次回の利用はないでしょう。