ネットで予約していたホテルが代理店の手違いで手配されておらず、幸い代理店が、タイの会社であった事から電話でねじ込み代替え手配されたのが、このホテル。
スクンビットの手違いホテルからタクシーで向かい、ラマ4世通りのソイ・ンガムデュブリー通りを左に入ってすぐにホテルはあった。先には古のマレーシアホテルがあるソイだ。
ルンピニー・ナイトバザールが、ラマ4を挟んで左手に見える。
開業して数十年は経っているたたずまいで、多くは期待出来ないだろう。階段を上がればフロントだ。チェクインを済ませ、ボーイに案内されエレベーターで部屋へ。部屋も特別記すことがない、平均的なタイの中級ホテルだ。
ただ、立地は良く、前記のナイトバザールは当然徒歩圏内、更にムエタイのルンピニースタジアムも目の前だ。加えて、地下鉄のルンピニー駅は徒歩3分程度で、一駅乗ればシーロム、パッポンの繁華街に出る事が出来る。そのシーロム駅に隣接するBTSに乗り換えれば、それこそ自由自在だ。
勿論、ラマ4に出ればバスも走っており、利用出来る人ならば、時間はかかるものの、安く乗り換え無しで目的地に着けるだろう。
バスと言えば、その時、カンボジア国境の街アランヤプラテートに買い出しに行く友人に付き合う羽目になった。カジノバスで行くと言うので、バス乗り場を訊くと、「ホテルのロビーで待っていてくれれば良い」、と言う。何の事はない。バスはラマ4を走り、バンナーを経てカンボジア国境を目指した。当然帰りもホテル前で下車。
バスにはカンボジアでカジノを楽しむタイ人の老若男女が多く乗っており国境ゲート前に到着すると大半が、イミグレに向かった。道中一度ガソリンスタンドらしき場所でトイレ休憩があり、概ね3時間で到着。料金は友人が払ったので定かでは無いが、車掌に300バツ渡しお釣りを貰っていた。
私は荷物持ちで、現地ではリヤカーを借り、汗ダラダラでそれに満載する程の荷物をバスに運び込んだ。
さて、朝食も1階奥のレストランで摂ったが、雰囲気、品数も平均的なものだろう。
尚、コンビニ、古式店は徒歩1分以内。
豪華さはないが、フレンドリーなスタッフ、立地を考えれば、また利用しても良いかなと思えるホテルである。