「おくりびと」のロケが行われた山形県鶴岡市の「鶴乃湯」 - 鶴岡 のクチコミ
「おくりびと」のロケが行われた山形県鶴岡市の「鶴乃湯」
- さすらいおじさんさん
- 男性 / 鶴岡のクチコミ : 25件
- 旅行時期 : 2009/04(約17年前)
「鶴乃湯」は山形県内に最後に残った銭湯で映画『おくりびと』(監督:滝田洋二郎)のロケーション撮影が行われた場所として知られる。1941年(昭和16年)に開業し、2009年まで68年間営業した。脱衣所には、同映画に出演した俳優(本木雅弘、笹野高史、峰岸徹)や監督のサイン色紙、ポスターなどの記念品が展示されていた。「鶴乃湯」は未亡人の山下 ツヤ子(吉行和子)が息子(杉本哲太)の廃業の勧めに頑固に反対して一人で営業を続けるが、実際に女将の三谷享子さんが廃業を迫られながら営業を続けておられた事実をストーリーに組み込んだのだろう。「鶴乃湯」には大悟(本木雅弘)、 美香(広末涼子)、「鶴の湯」の50年来の常連客で火葬場で火夫をしている平田 正吉(笹野高史)らが訪れる。人情に満ちた女将の山下 ツヤ子(吉行和子)は大悟の性格や悩みを美香よりも理解しており、「鶴乃湯」はよろず相談所のようになっている。「鶴乃湯」のシーンは風呂でのはだかのつきあいを大切にしてきた日本の伝統文化を見事に映し出している。「鶴乃湯」は「おくりびと」の中でも最も重要なロケ場所のひとつになったが2009年9月1日をもって廃業している。
所在住所 ――― 山形県鶴岡市本町2丁目4-21
アクセスーー山形自動車道・鶴岡インターチェンジより、自動車で約20分。 鶴岡駅より庄内交通又は、あさひ交通のバスで南銀座下車、徒歩で約3分。
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