航空ファンならずとも楽しめる稀有な空間
- 4.5
- 旅行時期:2025/06(約6ヶ月前)
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by TOSHIさん(男性)
常滑・セントレア(中部国際空港) クチコミ:4件
中部国際空港駅の改札口を出て右には第1ターミナルがありますが、目的のフライト・オブ・ドリームズのある第2ターミナルへは左に進み、外の連絡橋をひたすら進みます。屋外でクーラーは無いので、結構蒸し暑かったです。
10時少し前に到着しましたが、3階にある入口前にはすでに20名ほどの家族連れが列んでいました。そしてオープンとともにエスカレータで皆んな取り急ぎ1階へ!
フライトパークと呼ばれる此処には、ボーイング787ドリームライナーの生産初号機(N787BA)が展示されており、機体は見慣れたANAやJALではなく、ロゴを含めたボーイング社用特別塗装を纏っているので興奮します。コクピット窓の下には輸送して来た2人のキャプテンの名も記されていますし、前輪カバーにはZA001と誇らしげに記されています。機体の周りをぐるっと間近に見学できるのですが、まず空いているうちに記念写真の撮影サービスエリアへ直行するのがおすすめです! 撮影すると1グループに1枚、もれなくフォトカード(L版のミニ写真)が無料でプレゼントされます。私は2Lサイズ(オリジナル台紙付き)の購入を奮発。セントレアに遊びに来た思い出は1,500円でした(笑)
次に一番人気のコックピット見学を時間予約しましょう。最大7名が3分間ずつといったペースで進みます。スタンバイ列に列んでも良いのですが、機体を外から見学している間にすぐ予約時刻が来るので、ファストパス的な時間予約がおすすめです。列んでいる間にも、普段は見ることのない飛行機の真下に付いている機器、例えば客室内へ空気を取り込むエアインテークなどを観察できるのでより興奮します。左右対称ではないことも新たな発見でした。
パネルや映像でもボーイング787型機の開発ヒストリーや飛行機の仕組みについて学ぶことができますし、空港や航空関係の仕事についても紹介されていました。炭素繊維の軽さには驚きます。
昼食は、ボーイング創業の街シアトルをテーマとした「シアトルテラス」で多彩なグルメから選べます。私は「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」でのクラフトビール&クラムチャウダーと悩みましたが、結局「SEATTLE FISH MARKET」で、港町シアトル市民に愛される「フィッシュ&チップス」の魅力に負けました。ふわふわ&ジューシーな白身魚に自家製タルタルソースをたっぷりつけて熱々を楽しみました。フレンチフライも良い塩加減でした♪
皆さん2階のフードコート内の席を利用していましたが、実は脇の階段から上がった3階にもフードコート用の席(野球場のカップル席のような造りです)があります。尾翼や補助動力装置(APU)を間近に飛行機を見下ろしながら、新婚旅行で訪れたシアトルタコマ空港を勝手に想い出して感慨に耽りつつ最高の時間を楽しめました。私が最前列に座っているのを見つけた方々は、その後次々と上がって来て利用が始まっていました。
最後は「LUXURY FLIGHT」(旧ボーイングストア)でお土産をゲットです。シアトル直輸入のボーイング公式グッズやエアライングッズなど、航空ファンが楽しめるアイテムが揃っています。フライトシミュレーター体験も出来るようです。
- 施設の満足度
-
4.5
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 施設の快適度:
- 5.0
- アトラクションの充実度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2025/07/03
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