さざれ石が見られました。
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- 旅行時期:2011/01(約15年前)
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by 潮来メジロさん(男性)
鹿島 クチコミ:43件
鹿島神宮に初詣に出かけて参拝した後、神宮の境内を散策していたら、さざれ石が見られました。
さざれ石は、漢字では「細石」と書き、細かく小さな石という意味だそうです。
さざれ石の石質は炭酸カルシウムや水酸化鉄などで構成された石灰質のものが多く、雨によって石灰質の成分が溶け出し、溶け出した成分は粘着質で小さなさざれ石同士を結びつけ、長い年月を経て成長します。
このことから、さざれ石は神々の魂が宿る石として、古くから信仰の対象になっているそうです。
さざれ石の主要産地としては、滋賀県と岐阜県の県境にある伊吹山が有名だそうです。
国歌の中に、「さざれ石の巌となりて」という歌詞がありますが、さざれ石のような細かく小さな石が大きな岩となるという意味で、国民が団結して国家がさらに発展していくようにと願いを込めたという意味だそうです。
もともと国歌は古今和歌集に採録されている和歌の一つで、平安時代、藤原朝臣石位左衛門がときの天皇に捧げるために作った和歌とされているそうです。
私は、今迄、さざれ石の意味もよくわからないで、国歌を歌っていました。
今回、さざれ石の展示品と説明を見て、納得しました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2025/03/27
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