某国営放送の朝ドラの聖地。見所満載でも入館無料って信じられない。

4.5
旅行時期：2024/09（約1年前）

by naoさん（男性）

名古屋クチコミ：85件

名古屋市市政資料館は、もともと旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎として１９２２年に建設された建物です。

最寄り駅は地下鉄名古屋城駅ですが、少し距離があるが徒歩圏です。

某国営放送の朝ドラでは「東京地方裁判所」として初回放送から何度も登場していたロケ地です。ちなみに、主役のモデルである三淵嘉子さんは、女性初の判事に昇進した際、名古屋地裁へ赴任し、実際にこの建物で働いていたそうな。

とりわけ、岐阜・美濃赤坂産の大理石を贅沢に使用されている「中央階段」は何度も登場しているので、実際に目にすると感動でした。
正面にはステンドグラスがあります。中心の左右に色の違う玉が二つ天秤の上に載っており、罪と罰を表しています。「罪を犯せば罰が与えられる」ということから、公平な裁判が行われることを示しているそうな。

３階には常設展示室が１１あり。内部写真撮影不可もありますが、とても見所満載でした。

これで入館無料って信じられない。また機会あれば再訪問してみたい。