兼六園よりも早く作庭がはじまり、歴代藩主によりグレードアップされたそうです。
- 4.0
- 旅行時期:2024/03(約2年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
金沢 クチコミ:36件
「玉泉院丸庭園」へのアクセスは、「JR金沢駅東口」の7番のりばから「城下まち金沢周遊バス右回りルート」に乗り、「兼六園下・金沢城(石川門向い)」停留所で下車し、左手の公園の中にある階段があるので上ります。上り終えると、右手に「金沢城」の「石川門」、そして、左手に「兼六園」の「桂坂口」があります。「金沢城」の「石川門」から入り、三の丸広場を直進すると濠を隔て「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」があります。ここを左折し、「橋爪門」をくぐり直進すると「玉泉院丸庭園」になります。
「玉泉院丸庭園」は、池と石垣によって独創的な景観を創り出した庭園です。「玉泉院丸庭園」の散策を楽しんだ後には、「玉泉庵」では抹茶と季節ごとの生菓子を味わうこともできます。「玉泉院丸庭園」は、2代目藩主「前田利長」の正室「玉泉院」(永姫)が屋敷を構えたことがその名の由来とされ、3代藩主「前田利常」が京都の庭師「剣左衛門」を招き、寛永11年(1634年)の作庭をはじめたのが始まりといわれています。その後5代藩主「前田綱紀」や13代藩主「前田斉泰」などの歴代の藩主により手を加えられながら、廃藩時まで「金沢城内玉泉院丸」に存在していた庭園です。「兼六園」は饗応の場であるのに対し、「玉泉院丸庭園」は藩主の内庭としての性格が強い庭園でした。「玉泉院丸庭園」は、城内に引かれた「辰巳用水」を水源とする「池泉回遊式」の「大名庭園」で、池底からの周囲の石垣最上段までの高低差が22mもある立体的な造形でした。滝と一体となった「色紙短冊積石垣」などの意匠性の高い石垣群を庭の構成要素にした独創的な庭園でした。「玉泉院丸庭園」は、明治期に廃絶されましたが、平成25年(2013年)5月から整備工事が始まり、平成27年(2015年)3月に、歴代藩主が愛でたであろう庭園の姿が再現されました。
また、江戸時代に「露地役所」があった場所に休憩所「玉泉庵」が設置されました。室内からは、「色紙短冊積石垣」をはじめとした意匠性に富んだ石垣群を借景に庭園を一望することができます。また、和室では抹茶と季節ごとのオリジナル上生菓子の抹茶を楽しむことができます。
01_【「玉泉院丸庭園」の一口メモ】
所在地…〒920-0937 石川県金沢市丸の内1-1
02_【「玉泉院丸庭園」へのアクセス】
⑴ 城下まち金沢周遊バス
①城下まち金沢周遊バス右回りルート
・バス乗り場:「JR金沢駅東口」(7番のりば)
・6停留所目(橋場町(金城樓前)」の次の停留所) 所要時間約15分
・9時から17時の間に1時間平均4便(始発8:35、終発18:05)
・「兼六園下・金沢城(石川門向い)」停留所で下車し「玉泉院丸庭園」まで徒歩11分750m
⇒バスは「兼六園下・金沢城(石川門向い)」停留所に停まるので下車した後、左手の公園の中にある階段があるので上ります。上り終えると、右手に「金沢城」の「石川門」、そして、左手に「兼六園」の「桂坂口」があります。「金沢城」の「石川門」から入り、三の丸広場を直進すると濠を隔て「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」があります。ここを左折し、「橋爪門」をくぐり直進すると「玉泉院丸庭園」になります。
⑵ その他のバスを利用
①北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「兼六園下・金沢城」バス停から徒歩約12分
②金沢ふらっとバス材木ルート「兼六園下」バス停から徒歩約12分
(ワンポイント情報)
「兼六園」と「金沢城公園」のどちらにも行く予定なら、こちらのバス停がおすすめです。「兼六園桂坂口」、「金沢城公園石川門口」の最寄り停留所となります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.5
- 「兼六園下・金沢城(石川門向い)」停留所で下車し「玉泉院丸庭園」まで徒歩11分750m
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 平日の朝早い時間帯でしたが、観光客は結構いました。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 池と石垣によって独創的な景観を創り出した庭園です。
クチコミ投稿日:2024/03/26
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