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金沢城公園 鼠多門

名所・史跡

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海鼠壁の目地が黒漆喰でできています。黒漆喰とはまた違った雰囲気で感動しました。

  • 4.0
  • 旅行時期:2024/03(約2年前)
Lily-junjunさん

by Lily-junjunさん(男性)

金沢 クチコミ:36件

「鼠多門」へのアクセスは、「金沢駅」東口からバスに乗り、「南町・尾山神社」停留所に停まるので下車した後、バスの進行方向と同じ方向に160mほど進むと最初の信号(表示名「尾山神社前」)があります。そこを左折すると50m先に「尾山神社」の石鳥居があります。そして、「尾山神社」の境内を抜けると「鼠多門」があります。
「鼠多門」と「鼠多門橋」は、「金沢城」の西側にあります。それぞれの特徴は、「鼠多門」が黒い海鼠漆喰、「鼠多門橋」が城内最大規模の「木橋」であるということです。「鼠多門」は、「玉泉院丸」に位置し、「鼠多門橋」により接続される「金谷出丸」からの出入口として機能していました。ちなみに、「金谷出丸」には「金谷御殿」と呼ばれる加賀藩主の別邸があったからです。そのため、当時は、一般の人が通るということは出来なかったそうです。「金谷出丸」は、現在は、藩祖の「前田利家」を祀る「尾山神社」となっています。そして、「鼠多門」は、城内の多くの建物が失われた宝暦9年(1759年)の「宝暦の大火」でも焼失を免れ、修理等を経ながら明治期まで存在していました。「鼠多門」は、2階建ての「櫓門」で、「金沢城」内の他の門と同じく、屋根は木型を鉛板で覆う「鉛瓦」、外壁は「白漆喰塗り」で腰壁は「海鼠壁」が用いられています。この「海鼠壁」の目地が黒漆喰で仕上げられる建築方法が、「金沢城」内の他の門には見られない特徴です。また、「金沢城御三門」と比べて、城壁の連続した石垣の上に直接建てられている点も大きな特徴でしょう。
「鼠多門橋」は、幅5.5m、長さ29mの木の橋で、「玉泉院丸」と「金谷出丸」を隔てる水堀に架かる城内最大規模の「木橋」で、幾度かの架け替えを経て明治期まで存在していました。しかし、明治10年(1877年)に「鼠多門橋」が老朽化のため撤去され、明治17年(1884年)には「鼠多門」も火災により焼失し、周囲の水堀も埋め立てられてしまいました。そして、現在の「鼠多門」と「鼠多門橋」は、平成30年(2018年)6月から令和2年(2020年)7月までに復元整備され、往時の勇壮な姿が再現されました。そして、「鼠多門」と「鼠多門橋」の復元が何よりも素晴らしいのは、「加賀百万石回遊ルート」を誕生させたことです。これにより効率的な観光ができるようになったからです。ちなみに、「加賀百万石回遊ルート」は、「長町武家屋敷跡」⇒「尾山神社」⇒「鼠多門」⇒「金沢城」⇒「兼六園」の名所旧跡を周遊することができます。

01_【「鼠多門」の一口メモ】
所在地…〒920-0937 石川県金沢市丸の内3

02_【「鼠多門」へのアクセス】
⑴ JR「金沢駅前」東口から徒歩25分1700m
⑵ バスを利用して「鼠多門」へ
① [金沢駅前(東口)] ⇒[金沢大学行]≪北陸鉄道:93号≫
 ② [金沢駅前(東口)] ⇒[香林坊経由行]≪北陸鉄道:号≫
 ③ [金沢駅前(東口)] ⇒[金沢大学行]≪北陸鉄道:94号≫
・バス乗り場:「JR金沢駅東口」(8番のりば)
・3停留所目(「武蔵ケ辻・近江町市場」の次の停留所) 所要時間約7分
・9時から17時の間に1時間平均1~3便 
・「南町・尾山神社」停留所で下車し「鼠多門」まで徒歩7分450m
⇒バスは「南町・尾山神社」停留所に停まるので下車した後、バスの進行方向と同じ方向に160mほど進むと最初の信号(表示名「尾山神社前」)があります。そこを左折すると50m先に「尾山神社」の石鳥居があります。そして、「尾山神社」の境内を抜けると「鼠多門」があります。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
3.0
「南町・尾山神社」停留所で下車し「鼠多門」まで徒歩7分450m
人混みの少なさ:
2.5
やはり予想通り混雑していました。
見ごたえ:
4.0
金沢城で唯一の海鼠壁の目地が黒漆喰がみものです。

クチコミ投稿日:2024/03/26

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