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日本の鉄道営業開始地点ではなく、工事開始の杭を打った地点

  • 4.5
  • 旅行時期:2024/02(約2年前)
ワンダラーさん

by ワンダラーさん(男性)

新橋 クチコミ:9件

日本の鉄道営業発祥は、ここ汐留の新橋停車場(旧新橋駅)から横浜停車場(現桜木町駅)という記述が多いが、実際は、それ以前に品川停車場と横浜停車場の間で仮営業を始めており、のちに新橋停車場に延伸開業されたという経緯がある。
事情は、途中の高輪付近のルート決定が遅れ、土地収用問題が少ない海上の築堤工事になったのが原因とされる。

ここ汐留の新橋停車場跡で1870年4月25日(太陰暦明治3年3月25日)に測量の最初の杭が打ち込まれ、横浜停車場までの工事が始まったわけだが、海上の築堤工事は線路用地をつくることから始まるので、陸上の工事よりも工期が長引くのは当然であろう。

1972年6月12日(同明治5年5月7日)、先に完成した品川停車場と横浜停車場の間で仮に営業を始め、同じ1972年10月14日(同明治5年9月12日)に、明治天皇の臨幸を仰ぎ、横浜、新橋の両停車場で盛大に開業式典を挙行、本営業になり、のちに10月14日が鉄道記念日になったとされる。

そんな歴史を知って、さらに英国から技術やレール、機関車などを輸入したので「0マイルの標識」になった経緯を想うと、1本の杭(当時はもっと貧弱な杭だったろうが)や当時の双頭レールを見つけてきて移設したというレールも、偉大な産業遺産に感じられる。

汐留再開発前は殺風景であったが、再開発後は高層ビルの谷間になってしまったものの、明治時代のプラットホームや駅舎の一部も復元されているのが嬉しい。









施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.5
人混みの少なさ:
4.5
見ごたえ:
4.5

クチコミ投稿日:2024/02/24

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