赤穂義士や池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」にも登場する歴史ある橋です。
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- 旅行時期:2024/01(約2年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
浜松町・竹芝 クチコミ:2件
「金杉橋」は、赤穂義士たちが討ち入り後、泉岳寺に向かう道中に渡ったとされる橋の一つです。「金杉橋」は、現在の港区浜松町2丁目・芝大門2丁目と芝1、2丁目を結ぶ、金杉川(古川)に架かる橋です。江戸後期の資料によると、当時の大きさは橋長が11間(約20m)、橋幅が4間(約7.3m)あったそうです。橋のほんの数十m先には海が広がっていました。そして、大正8年(1919年)に橋長が18.182m、橋幅が36.606mの鉄筋コンクリート橋になりました。また、現在の橋は、昭和46年(1971年)に架替えられたもので橋長が19m、橋幅が42mの単純活荷重合成プレートガーダー橋となりました。また、「金杉橋」は、明治7年(1874年)に、京橋との間で、東京で初めてガス灯がともった場所として有名です。そして、「金杉橋」の下は、付近で営業を行う屋形船の係留場所となっており、一面に様々な船が浮かぶ光景が見られます。
ちなみに、「金杉橋」の名前の由来は、江戸時代に東海道の公儀橋として架橋されており、近くにあったセンダンの木が光って見えるようであったことから名づけられたそうです。また、この国道15号(第一京浜)架かる「金杉橋」は、昭和時代には、橋の上を都電金杉線が走っており、橋の南側に金杉橋停留所がありました。昭和42年(1967年)に都電金杉線が廃止された以降は、都営バスの金杉橋停留所になりました。
01_【「金杉橋」の一口メモ】
⑴ 所在地…港区浜松町2丁目・芝大門2丁目と芝1、2丁目
※北詰/西詰…港区芝大門2・浜松町2、南詰/東詰…港区芝1丁目港区芝2・芝1
⑵ 建築形式…単純活荷重合成プレートガーダー橋
⑶ 大きさ…①橋長19m ②橋幅42m
02_【「金杉橋」へのアクセス】
①都営浅草線・大江戸線「大門駅」A3出口から徒歩7分450m
②都営三田線「芝公園駅」A1出口から徒歩8分500m
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 都営浅草線・大江戸線「大門駅」A3出口から徒歩7分450m
- 見ごたえ:
- 3.0
- 橋の川の屋形船が見ものです。
クチコミ投稿日:2024/02/09
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