葛飾北斎の富嶽三十六景や安藤広重の名所江戸百景にも描かれた風光明媚な橋だったそうです。
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- 旅行時期:2024/01(約2年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
木場・東陽町・清澄 クチコミ:8件
江東区清澄にある「萬年橋」についての情報を発信していきます。「萬年橋」へのアクセスは、東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」のA1出口の右側角を曲がり、そのまま350mほど直進すると最初の信号(表示名:「深川万年橋南」)があります。信号を右折すると50m先に「萬年橋」が姿を現します。
「川船番所」から20mほどのところに「萬年橋」があります。「萬年橋」は、「小名木川」と「隅田川」との合流点に架けられた橋で、架橋された年代は不詳ですが、寛永年間に、猟師町が出来たときに木橋が架けられ、江東区内の橋のなかでも古く架けられた橋のひとつです。江戸時代には、この橋の北岸に「小名木川」を航行する船を取り締る通船改めの番所である「川船番所」が置かれていました。この番所は寛文年間の頃に中川口へ移され、このため「元番所のはし」とも呼ばれていました。「小名木川」に架けられた橋は、船の通航を妨げないように高く架けられていました。「万年橋」も虹型をした優美な橋で、また、富士山がきれいに見える名所として知られ、「葛飾北斎」の「富嶽三十六景」のひとつに「深川万年橋下」として描いています。また、「安藤広重」の「名所江戸百景」には、「深川万年橋」として描かれています。現在の橋は、昭和5年(1930年)に震災復興橋梁として架けられ、長が56.6m、幅が17.2m、架設形式は1径間鋼製アーチ橋として完成いました。この橋の東側には「新小名木川水門」が設置され、西側には「松尾芭蕉」の住居である「深川芭蕉庵」がありました。「赤穂義士」も「泉岳寺」に引き上げる際に、「一之橋」、「萬年橋」、「上ノ橋」、「中ノ橋」、「下ノ橋」、そして「永代橋」を渡り江戸市中に入りました。
01_【「萬年橋」へ一口メモ】
⑴ 所在地…〒135-0024 東京都江東区清澄2丁目14-9
※ 北詰…江東区常盤1丁目 南詰…江東区清澄1丁目・清澄2丁目
⑵ 長さ…56.3 m 幅…17.70m
⑶ 架設形式…1径間鋼製アーチ橋
02_【「萬年橋」へのアクセス】
⑴ 都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」A1出口徒歩6分400m
⑵ 都営大江戸線・都営新宿線「森下駅」A1出口徒歩9分650m
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」A1出口徒歩6分400m
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 観光客の姿は見かけませんでした。
クチコミ投稿日:2024/01/27
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