新鮮なネタをその場で握る鮨の原点は岡持ちに入れて売り歩いたのが始まりです。
- 3.0
- 旅行時期:2023/12(約2年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
両国 クチコミ:29件
墨田区両国1丁目にある「与兵衛鮨発祥の地」についての情報を発信していきます。「与兵衛鮨発祥の地」へのアクセスは、JR総武本線「両国駅」の西口を出て、左方向に進むと140m先に「国道14号」(京葉道路)があります。横断歩道を渡り右折し、左手に見える「回向院」を通り過ぎ、最初の角を左折し40mほど進むと「両国幼稚園」の反対側にある「ベベ」というビルの前に「与兵衛鮨発祥の地」の説明板があります。
「与兵衛鮨発祥の地」には、握り鮨を発明したともいわれる「与兵衛鮨」という店の発祥と「にぎり鮨」の発祥にかんしての説明板が設置されていました。かつて「すし」と言えば 上方風の「押しずし」が主流でした。蔵前の札差「板倉屋」の手代だった「華屋与兵衛」は、道楽中に覚えた味から握りの「こはだ鮨」を考案し、それを岡持ちに入れて夜の繁華街を売り歩くと、新鮮なネタをその場で握る鮨の味が江戸っ子に受けて飛ぶように売れました。やがて屋台を出し、ついには「与兵衛鮨」という店を構えるようになりました。残念ながら「与兵衛鮨」は昭和5年(1930年)に廃業しました。ちなみに、江戸前でとれるネタが使われた江戸前の握りずしのシャリは現在のものより2倍ほど大きく、粕酢の影響で赤みがかかっていたそうです。そして、現在は人気のネタであるマグロは、江戸時代においては、価値の安い魚である下魚とされていました。江戸湾近海でよく獲れており、保存方法が発達しておらず傷みやすいことから値段の安い魚だったようです。マグロを鮨で食べるようになったのも江戸時代です。安く仕入れたマグロを醤油につけておき、鮨にしたところ大ヒットしたそうです。こうしてマグロの鮨が誕生したそうです。
01_【一口メモ】
所在地…〒130-0026 東京都墨田区両国1丁目8-7
02_【アクセス】
1 電車を利用して
⑴ JR総武本線「両国駅」西口から徒歩6分350m
⑵ 都営地下鉄大江戸線「両国駅」A5番出口から徒歩11分800m
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- JR総武本線「両国駅」西口から徒歩6分350m
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 赤穂浪士関連の名所・旧跡と少し離れているので、観光客はいませんでした。のびのび、ゆっくり鑑賞できます。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 観光用の高札なので、説明文を読んで当時の討ち入りの状況や様子を想像するしかありませんでした。
クチコミ投稿日:2024/01/19
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