尺振八は幕末から明治にかけて活躍した英学者で、中浜万次郎らから英語を学んだそうです。
- 3.0
- 旅行時期:2023/12(約12ヶ月前)
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by Lily-junjunさん(男性)
両国 クチコミ:29件
「尺振八の共立学舎跡」は、墨田区両国4丁目にあります。「尺振八の共立学舎跡」へのアクセスは、JR総武本線「両国駅」の東口を出て左方向に進みます。70mほど直進すると横断歩道があるのでそれを渡り道路の反対側に行きます。左方向に90mほど直進すると「国道14号」(京葉道路)があり、左手すぐに横断歩道がありますので、それを渡り左方向にすすむとすぐ一つ目の角がありますので、それを右折し道なりに120mほど進むと、両国小学校の敷地内に、「尺振八の共立学舎跡」の説明板があります。
「尺振八」は、下総高岡藩の医師の子として生まれ、「中浜万次郎」や英学者「西吉十郎」らから英語を学び、文久元年(1861年)からは「福沢諭吉」もいた幕府外国方に通弁(通訳)として勤めました。3年間にわたり幕府の遣外使節に通訳として、幕府の文久3年(1863年)の遣欧、慶応3年(1867年)の遣米と二度の使節団に随行しました。明治に入り大蔵省翻訳局に出仕し、明治5年(1872)年には、大蔵省翻訳局長となりました。しかし、明治8年(1869年)に退官し、明治3年(1870年)7月に相生町に設立した英語塾「共立学舎」の教育に専念しました。アメリカへ一緒に同行した「福沢諭吉」は、「慶応義塾」を開設しました。「共立学舎」は寄宿制英語塾でしたが、英語だけにとどまらず、漢字教育も行った洋漢兼学のバランスのとれた私塾であったために開塾後わずか半年で100名を越える生徒数を誇りました。やはり、ヨーロッパとアメリカに行き、西洋文明を自分の目で見て、体験したのが後の人生を大きく変えたのでしょうね。
01_【一口メモ】
所在地…〒130-0026 東京都墨田区両国4丁目26
02_【アクセス】
1 電車を利用して
⑴ JR総武本線「両国駅」東口から徒歩5分400m
⑵ 都営地下鉄大江戸線「両国駅」A5番出口から徒歩6分400m
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- JR総武本線「両国駅」東口から徒歩5分400m
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 赤穂浪士関連の名所・旧跡と少し離れているので、観光客はありませんでした。のびのび、ゆっくり鑑賞できます。
- 見ごたえ:
- 3.0
- 観光用の高札なので、説明文を読んで当時の状況や様子を想像するしかありませんでしたが、いろいろ歴史の勉強になり、知識を蓄積できます。
クチコミ投稿日:2024/01/19
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