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猿沢池

名所・史跡

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現在、修理中ですが、ライトアップされた興福寺の五重塔が池に写る風景は奈良八景の一つだそうです。

  • 3.5
  • 旅行時期:2023/11(約2年前)
Lily-junjunさん

by Lily-junjunさん(男性)

奈良市 クチコミ:14件

「さるさわ池」へのアクセスは、近鉄「奈良駅」が便利です。近鉄「奈良駅」の2番出口を出て20mほど進むと、正面に「ローソン近鉄奈良駅前店」、そして右手に「東向商店街」アケードがあります。「東向商店街」アケードを250mほど直進します。すると突き当りになり、右手に「南都銀行」があります。そこを左折して、あの高速餅つきで有名な和菓子屋「中谷堂」の前を通り120mほど進むと道が二又に分かれます。すぐ目の前が「猿沢池」です。
「猿沢池」は、「興福寺」の「放生池」だったもので、奈良公園にある周囲360メートルの小さな池です。もともと「猿沢池」は、「興福寺」の瓦の材料として粘土が採られた場所が池となったものです。「猿沢池」の外周は、一周を歩けるようになっており南西にはベンチなどが設置されています。現在、修理保存中の「興福寺」の「五重塔」が周囲の柳と一緒に水面に映る風景はとても美しく、奈良八景のひとつになっています。また、甲羅干しをする亀でも知られています。そして、奈良時代に、帝の寵愛が衰えたことに悲嘆した釆女が身投げをしたとの言い伝えもあり、池畔には祭神を釆女とする「釆女神社」、「悲恋の采女と衣掛柳の伝説碑」、「きぬかけ柳の碑」などがあります。ちなみに「采女」とは、昔、朝廷に仕え主に天皇の食膳の奉仕をした下級の女官のことです。毎年中秋の名月に「采女祭」が行われています。「采女祭」は、平装束をまとった行列が「三条通り」や商店街の通りを巡ったのち、「猿沢池」に管絃船が浮かべられるそうです。また、「きぬかけ柳の碑」は、采女が入水する際にその衣をかけたのがきぬかけ柳の石碑だそうです。その他、「猿沢池」から「興福寺」の「五重塔」へ通じる「五十二段」の階段の下には、采女のはかなさを詠んだ「会津八一歌碑」もあります。歌碑には、「わぎもこが きぬかけやなぎ みまくほり いけをめぐりぬ かささしながら」と刻まれていました。その意味は、「采女が愛を失って入水する前に掛けたと伝えられている衣掛柳を見たいと思って猿沢の池をめぐり歩いた。折からの雨に傘をさしながら。」ということだそうです。「猿沢池」の南東側には、トイレとデッキを越えた先には、コンビニもあります。「西側」の「釆女神社」の隣には「スターバックス奈良猿沢池店」もありました。しかし、私が一番気になったのは、うどん屋の「衣掛茶屋」です。古風というか古民家風の風情ある建物で、「猿沢池」に古の建物が建っているような感じさえしました。

01_【一口メモ】
⑴ 所在地…〒630-8213 奈良県奈良市元林院町14 問い合わせ先: 0742-22-0375 (奈良公園事務所)

02_【アクセス】
⑴ JR「奈良駅」西口から徒歩18分1200m
⑵ 近鉄「奈良駅」から徒歩5分450m

施設の満足度

3.5

利用した際の同行者:
家族旅行
アクセス:
4.0
近鉄「奈良駅」から徒歩5分450mで歩いてすぐです。
人混みの少なさ:
3.5
混雑はしておらず、湖畔でゆっくり過ごすことができました。
見ごたえ:
3.5
奈良八景のひとつで、その他に石碑も湖畔にあり見ごたえはあります。

クチコミ投稿日:2023/12/11

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