何気に通り過ぎていましたが、歴史の宝庫だった「史跡・小牧山」
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- 旅行時期:2021/04(約5年前)
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by rinnmamaさん(女性)
小牧 クチコミ:1件
何時も遠望で通り過ぎるだけでしたが、コロナ禍で旅行も行けなかった時期に、桜を見に立ち寄った折に、山頂まで登ってみました。
ただ、歴史に疎いので編集もしていなかったのですが、NHKのドラマ「どうする家康」で小牧山と犬山城の攻防戦の回を見て、へ~と底辺の知識ながら理解出来ましたので、旅行記にしました。
歴史好きな夫に何回も聞いてはいるのに、頭の中にとどまる事が出来ないのですが、今回は「土塁」を何故作ったのか理解出来たので、実際に残っている「土塁」を見た事で一致しました。
小牧山自体が「史跡」になっている事も、旅行記にして初めて知りましたし、近隣に拠点になる城?が点在していた事も、地名で確認出来たのも、私には知識になりました。
名古屋城・岡崎城・清州城・犬山城などの残っているお城は(復元も含め)陽があたりますが、山自体が史跡として調査された小牧山は貴重な存在だと思いました。
残念ながらこの時は、桜がメインだったので「歴史舘」「れきしこまる」など貴重な資料はみていません。散策も3コースあるというので、酷暑の終わったら歩きに行き、歴史舘も入ってくるつもりです。
信長が初めて自ら築いた城だったというので、残っていたらと思うと残念です。
ただ、江戸時代に家康ゆかりの地という事で、尾張徳川家によりお留山として熱く保護されて来たお陰で、「史跡・小牧山」として残った事は歴史的にも貴重ですね。
(昭和2年(1927)に国の史跡指定されるまで、入山は禁止されていた事により、山中の曲輪(くるわ)や、空堀の保存されてきた)
信長の築いた主郭は山頂にあり、その下の斜面には上下2段、または3段の石垣が約70度の勾配で築かれていた。
場所によっては石を積まずに、岩盤を加工して石垣代わりにしている所がある。
主郭の段築状石垣の調査は、平成16~19年度に第4次試堀調査をして、信長築城時(永禄期)の石垣を確認しているそうです。
「歴史舘」「れきしこまる」など、ぜひ訪問されて詳しい調査結果をご覧ください。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
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- 景観:
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- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/09/11
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