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国立競技場

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神宮の杜と調和した”杜のスタジアム”をコンセプトに建設されたスタジアムです!

  • 4.0
  • 旅行時期:2022/11(約3年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

信濃町・千駄ヶ谷 クチコミ:5件

『国立競技場』は、「第32回 オリンピック競技大会(通称:東京2020)」および「第16回 パラリンピック競技大会」のメインスタジアムとして2019年(令和元年)に竣工した「明治神宮外苑」の一画となる新宿区霞ヶ丘町に位置する3層スタンド構造で構成された収容人員:67,750席(うち車いす席:約500席)の陸上競技場兼球技場であり、「文部科学省」が所管する独立行政法人「日本スポーツ振興センター」により管理・運営が行われています。
ちなみに『国立競技場』のある「明治神宮外苑」は、「青山練兵場」跡地であるとともに「明治天皇」の”大喪の礼”が執り行われた場所であり「明治天皇」および「昭憲皇太后」の事績を永く後世に伝えることを目的として民間有志で結成された「明治神宮奉賛会」が国民から寄付金などを募り、「聖徳記念絵画館」を中心とする西洋風緑地公園とあわせて1924年(大正13年)に『国立競技場』の前身となる当時の東洋一で国内初の本格的陸上競技場『明治神宮外苑競技場』(収容人員:35,000人)が竣工しており、国内におけるスポーツイベントの聖地として1930年(昭和5年)には当時のアジア最大スポーツイベント「第9回 極東選手権大会」のメインスタジアムとなっています。
その後の1958年(昭和33年)に開催された「第3回 アジア競技大会」においては、メインスタジアムとして『明治神宮外苑競技場』の建て替えが実施され「国立霞ヶ丘競技場陸上競技場(通称:旧・国立競技場)」(収容人員:48,000人)が竣工しています。
さらに1964年(昭和39年)に開催された「第18回 オリンピック競技大会(通称:東京オリンピック)」および「第13回 国際ストーク・マンデビル競技大会(のちのパラリンピック)」においてもメインスタジアムとして『旧・国立競技場』のバックスタンド増設などの改修工事に伴い収容人員:71,328人となるスタジアムに生まれ変わり、「東京オリンピック」のあとも各種スポーツイベントなどが開催されています。
この『旧・国立競技場』には、昭和50年代後半を中心にスポーツ観戦で数回にわたり訪れた経験がありますが、社会人になってからはスタジアムで直接スポーツ観戦をする機会もなくなっていました。
そのような中で2011年(平成23年)に東京都がオリンピック開催都市に立候補し、翌年の2012年(平成24年)には『国立競技場』を再び建て替えて新たなメインスタジアムとする構想が浮上し、国際デザイン・コンクール「新国立競技場基本構想国際デザイン競技」が開催されることを知りどのようなデザインのスタジアムになるのか気になっていました。
国際デザイン・コンクールでは、国内外から全46作品(国内12作品・海外34作品)の応募があり、1次審査で絞り込まれた11作品の中から、さらに2次審査を経て最優秀賞・優秀賞・入選の3作品が決定しています。
最優秀賞のイラク出身「ザハ・ハディッド」氏が代表を務めるイギリスの「Zaha Hadid Architects」が提案したデザイン案を基にオリンピック東京招致活動のプレゼンテーションなどが実施され、最終的に2013年(平成24年)の「国際オリンピック委員会(通称:IOC)総会」において「東京2020」が正式決定すると新たな『国立競技場』建設に向けてスタジアムデザイン案から基本設計を進める中で建設コストおよび工事期間などの問題が物議を醸す事態となり、2015年(平成27年)に当時の内閣総理大臣「安倍晋三」氏がスタジアム建設計画を白紙撤回し、改めて設計・施工を一貫して実施する公募型プロポーザル方式(設計交渉・施工タイプ)によるコンペティションが実施され、応募のあった2案の中から神宮の杜と調和した日本らしいスタジアムとする”杜のスタジアム”をコンセプトとした「大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所共同企業体」が決定しています。
今回は「千駄ヶ谷」周辺エリアを十数年ぶりに訪れる機会があったので気になっていた新たな『国立競技場』外周を初めて1周してスタジアム外観を見て廻りながらスタジアム東側・青山門付近に設置されている実際に使用された「東京オリンピック炬火台」および「東京2020聖火台」などを写真撮影したりして短時間でしたが楽しむことができました。
機会があれば、『国立競技場』で開催されるスポーツイベントなどのスポーツ観戦および定期的に開催される事前予約が必要な「スタジアムツアー」(有料)に参加してみたいと思います・・・

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.5
都営地下鉄大江戸線・国立競技場駅の最寄駅のほかJR総武線・千駄ヶ谷駅・信濃町駅および東京メトロ銀座線・外苑前駅が徒歩圏内です。
人混みの少なさ:
4.0
平日の午後でイベントも無かったので、歩行者が数名いる程度でした。
バリアフリー:
4.0
スタジアム周囲に気になる段差はありませんでした。
見ごたえ:
4.0
青山門付近に実際に使用された”東京オリンピック炬火台”および”東京2020聖火台”が設置されています。

クチコミ投稿日:2023/05/14

いいね!:5

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