右翼の聖地
- 3.0
- 旅行時期:2022/09(約3年前)
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by bluejaysさん(男性)
大洗 クチコミ:1件
幕末と明治の博物館前バス停で降りると、すぐ隣の目立つ赤い三重塔があるところが護国寺だ。1928年、田中光顕が明治天皇より拝領した記念品を展示する「幕末と明治の博物館」の付属施設として、「立正護国堂」の名で建立された。井上日召が住職となり、布教のみならず国家主義的教育を行い、「大洗組」は血盟団の母体となった。井上は「一人一殺」を掲げ、要人暗殺による国家改造を計画して血盟団事件をひき起こした。境内には「昭和維新烈士の墓」があり、右翼の聖地のようになっている。
水戸藩士は尊王攘夷を唱え、明治維新の原動力となった。だが「昭和維新」などというものは実在しなかったし、実在したのはただのテロだった。昭和を真に改革したのは外国勢力だったという事実を、幕末に死んだ尊王攘夷派はどう思うだろうか。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 大洗駅からバス
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2023/03/20
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