趣きのある社殿は歴史を感じるわ

3.5
旅行時期：2023/02（約3年前）

by 愛さんさん（女性）

いすみ・大多喜クチコミ：12件

関東では一番早く春の花を楽しめる房総半島の城下町「大多喜」にやってきました。大多喜駅前にある「大多喜町観光本陣」でマップなどをいただき散策するのですが駅前には駐車場がありませんので徒歩１分で行ける町営駐車場を利用し散策するようにしました。そしてここ「夷隅神社」までやってきました。御祭神は素盞鳴命を祀っています。鎮座の年代は不詳とのことですが社伝によると長久2年（1041）や天正15年（1587）に再建したと記されているようで古くから鎮座し、その後は代々の大多喜城主に篤く崇敬加護されたようです。明治初期に夷灊神社と呼ぶようになったようです。社殿は拝殿本殿からなる趣きのある権現造りで、本殿の擬宝珠には貞享5年（1688）、拝殿の高欄にある擬宝珠には文政12年（1829）と銘があって、その歴史を感じます。城下町を散策し少々離れたところまで来ましたね、車で来ても良かったかもしれません。旅の安全を祈願し駐車場へ戻りましょうか。