地味だが貴重な、古い水準点があります
- 3.0
- 旅行時期:2022/03(約4年前)
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by キャンサー50さん(男性)
草加 クチコミ:23件
東武伊勢崎線草加駅が最寄駅。
草加駅東口から北へ約1㎞のところにあります。
説明板等は無く、詳細は不明。
石の鳥居と拝殿のみの小さな神社です。
あまり見どころも無いなと帰ろうとしたところ、神社の入口に不思議な形の石の造形物を発見。
説明碑もありました。
それによると、この石造物は神明宮のかつての鳥居の沓石(礎石)です。
石造物に刻まれた「不」の記号は明治9年(1876)、内務省地理寮がイギリスの測量技師の指導のもと、同年8月から1年間かけて東京・塩釜間の水準測量を実施したとき彫られたものです。
記号は「高低測量几(き)号」といい、現在の水準点にあたります。
このような標石の存在は測量史上の貴重な歴史資料だそうです。
地味な史跡なので、見逃しかねません。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2023/03/06
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