1. ホーム
  2. 国内旅行
  3. 関東地方
  4. 東京
  5. 信濃町・千駄ヶ谷
  6. 信濃町・千駄ヶ谷 観光
  7. 聖徳記念絵画館
  8. クチコミ詳細
信濃町・千駄ヶ谷×
旅行ガイド
観光
グルメ
ショッピング
交通
ホテル
旅行記
Q&A

聖徳記念絵画館

美術館・博物館

聖徳記念絵画館 施設情報・クチコミに戻る

明治神宮外苑の象徴的な重要文化財に指定されている美術館建築です!

  • 4.0
  • 旅行時期:2022/11(約3年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

信濃町・千駄ヶ谷 クチコミ:5件

『聖徳記念絵画館』は、新宿区霞ヶ丘町および港区北青山のエリアに位置する「明治神宮外苑」敷地内の象徴的な建築物として1919年(大正8年)に建設工事着工後の建設途中において1923年(大正12年)に「関東大震災」が発生したものの大きな損傷を受けることなく1926年(大正15年)に竣工した東西軸の長辺方向が約112メートル、南北軸の短辺方向が約34メートル、建物中央部分(中央大広間)ドーム屋根最高部までの高さが約32メートルからなる建設当時最大規模の鉄筋コンクリート造り平屋建て(地下1階)となる国内最初期の美術館建築として「明治神宮」が維持管理をしている施設であり、2003年(平成15年)に東京都景観条例による「東京都選定歴史的建造物」に選定されたのちの2011年(平成23年)になると国の「重要文化財」に指定されています。
ちなみに「明治神宮外苑」は、「明治天皇」および「明治天皇」の妃である「昭憲皇太后」の事績を永く後世に伝えることを目的に民間有志で結成された「明治神宮奉賛会」が国民から寄付金などを募り、「青山通り(国道246号)」から「青山練兵場跡地」であるとともにその敷地内で「明治天皇」の”大喪の礼”が執り行われた「葬場殿跡地」までの南北軸が中心となるように敷地内の北側中央に「明治天皇」と「昭憲皇太后」の事績を描いた絵画を展示する美術館として計画された『聖徳記念絵画館』を配置する西洋風緑地公園などとして造営され、完成した年の1926年(大正15年)に「明治神宮」に奉献されています。
また「青山通り」から「明治神宮外苑」の『聖徳記念絵画館』に向って真っすぐ伸びる約300メートルにおよぶ現在の「都道414号・四谷角筈線」の区間には、『聖徳記念絵画館』の竣工に先立ち1923年(大正12年)に街路樹としてイチョウ並木が整備されています。
このイチョウ並木は、『聖徳記念絵画館』の荘厳的な外観が強調されるように「青山通り」側から徐々に樹木の高さを低くする遠近法の手法を採用して整備されており、現在では映画およびテレビドラマのロケ地さらに報道番組などの中継地としてよく利用されており、イチョウ並木の黄葉が見ごろとなる11月中旬から12月上旬ごろには多くの人が訪れる人気の観光スポットとなっています。
「明治神宮外苑」には、学生時代に「明治神宮野球場」および「旧国立競技場(国立霞ヶ丘競技場陸上競技場)」で開催のスポーツ観戦をする際にJR中央・総武線「信濃町駅」を利用して『聖徳記念絵画館』前を幾度も素通りしており『聖徳記念絵画館』の館内が気にはなっていましたが入館することがなく、今回は「千駄ヶ谷」周辺エリアを訪れる機会があったので久しぶりに「明治神宮外苑」を散策しながら初めて『聖徳記念絵画館』に入館してみようと思い立ち寄りました。
『聖徳記念絵画館』の館内は撮影禁止ですが「明治天皇」が誕生した徳川幕府・第12代将軍「徳川家慶」の時代である1852年(嘉永5年)から崩御され大喪がおこなわれた1912年(明治45年・大正元年)までの約60年弱におよぶ「明治天皇」の生涯を中心に描いた80枚の絵画(日本画40枚・洋画40枚)を見て廻りながら改めて激動の時代であった歴史を学び楽しむことができました。
また『聖徳記念絵画館』に立ち寄ったのが平日の午後でしたが、入館者も絶えることなく海外からの観光客と思われる方も多く驚きとともに海外でも知名度のある美術館となっていることを実感しました。
そのほかに建物外壁仕上げ材に国内産(岡山県)の花崗岩(万成石)が使用されているほかに館内中央に位置する中央大広間などの床および柱・壁仕上げ材にもそれぞれ異なる貴重な国内産(岐阜県を中心に山口県・愛媛県・群馬県・福島県・岡山県)の大理石が使用され、その床には大理石のほかにモザイクタイルを組み合わせたデザインが施されています。
さらに天井高の高いドーム天井までの壁面および天井面の各所に石膏彫刻の装飾が加わった壮麗な仕上げも目を見張るものがある美術館建築となっており建築に興味のある方にもお勧めできます。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
JR中央・総武線の信濃町駅が最寄り駅となる明治神宮外苑の北側中央に位置します。
コストパフォーマンス:
4.0
入館料(建物維持協力金)は、500円です。
人混みの少なさ:
3.5
平日の午後でしたが入館者が絶えることはありませんでした。(海外からの観光客と思われる方が多かったです)
展示内容:
4.0
明治天皇の誕生から大喪までの絵画80枚(日本画40枚・洋画40枚)が展示されています。
バリアフリー:
2.5
建物アプローチ部分は階段です。

クチコミ投稿日:2023/02/05

いいね!:6

利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する

PAGE TOP