長崎屋は、江戸時代のオランダ商館長が将軍への謁見の際、定宿にしていた薬種屋でした。
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- 旅行時期:2022/12(約3年前)
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by さいたまさん(男性)
日本橋 クチコミ:109件
長崎屋は、江戸時代のオランダ商館長が将軍への謁見の際、定宿にしていた薬種屋でした。
江戸時代、西洋で唯一通商を許可されたオランダは、商館長と随員を含む一行が、毎年、貿易許可に感謝するため将軍への拝謁することとなっていました。
江戸では、本石町にあった薬種屋・長崎屋源右衛門方を定宿としていました。
江戸町民は、オランダ人を珍しく見ていましたが、多くの日本の蘭学者・医師などは直接交流や交換教授の場として、長崎屋を訪問したそうです。
商館長に随行したオランダ人の医者の中には、ツンベルクやシーボルトなどの一流の医学者がいたので、蘭学に興味を持つ日本人の医者、蘭学者は、外国文化吸収の場となりました。
外国との接触が制限されていた時代にあって、西洋の文化に触れる大切な機会だったのでしょう。
歴史の重さを感じます。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2022/12/25
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