日本有数の景観を誇る「立山黒部アルペンルート」
- 5.0
- 旅行時期:2022/11(約2年前)
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by マンボウのお城さん(男性)
立山黒部 クチコミ:1件
立山黒部アルペンルートは標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルートで、そのほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあります。
総延長は、37.2km、最大高低差は1,975mもあります。
富山県側の立山町「立山駅」から長野県側の大町市「扇沢駅」までいくつかの乗り物を乗り継ぎ、多くの景勝地を経由するため、雲上に広がる大自然を気軽に満喫することができます。
私は、富山のホテルからレンタカーで、1時間弱で立山駅に向かい、以下のルートを往復することで立山駅に戻ることにしました。
立山駅→(立山ケーブルカー)→美女平→(立山高原バス)→室堂→(立山トンネルトロリーバス)→大観峰→(立山ロープウェイ)→黒部平駅→(黒部ケーブルカー)→黒部湖→(徒歩)→黒部ダム
訪れたのは、2022年11月15日なので、もう山頂はダウンジャケットが必要な時期でした。
また、11月を過ぎたこの時期は、天候が荒れる日が多くなり、当日にならなければ運行が確定しないというリスクを負います。
さらに、紅葉もほぼ終わっているため、紅葉を楽しむことはできません。
その代わり11月に入って適度に降る雪が、山頂付近の木々を白く染めるため、紅葉とは違った美しい景観を楽しむことができます。
なので、折角富山県に宿を構える限り、行ってみたくなる衝動を抑えきれないくらい素晴らしい観光ルートだと思います。
今回、このクチコミで皆さんにお知らせしたいことがあります。
黒部ダムの観光放水が、6月26日〜10月15日に限られていることは、周知の事実だと思います。私も観ることができないことをわかった上で訪問することを計画しました。
しかし、前日までの天候が非常に悪く、雨や雪が降り続いた場合、観光放水ではなく、放水することがあるということがわかりました。
事実、私が訪れた11月15日の前日までライブカメラで見ても雨で何も見えない状態が続いていたため、当日の運行すら期待できない状態でした。
しかし、当日さえ晴れれば、写真のような景観に加え、放水と黒部ダム名物の虹も観ることができます。さらに、予報が雨だったため観光客も少なく、展望台休憩所は人っ子一人いない貸切状態となりました。
なので、前日の最後の予報が、雨予報でも当日の天候は、立山に限っては、わからないというのが事実です。
当日の直前予報と、運行状況の確認で、行くか行かないか決めて、行かない場合の別ルートも考えておけば、最低限のリスクは回避できると思いました。
ちなみに、11月20日まで「立山黒部アルペンルート全国深秋キャンペーン」が実施されていたため、通常の「全国旅行支援」に加えて、9,620円/人(実質7,620円/人)安くなるという超お得なキャンペーンもあり、利用させていただきました。
ちょくちょくキャンペーン情報を見るのも大切ですね。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 流石に5つの乗り物に乗らなければならない秘境なので、交通機関の連携は取られているものの、結構大変でした。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 天気予報は、2週間前からずっと雨予報だったのですが、訪問時間だけ快晴となったため、奇跡的に驚くほど少なかったと思います。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 日本を代表する観光地なだけに、スイスに負けず劣らずの景観が楽しめました。
クチコミ投稿日:2022/11/22
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