探偵小説作家・小酒井不木と川魚の郷土料理を紹介
- 3.5
- 旅行時期:2022/05(約2年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
津島・愛西・蟹江 クチコミ:3件
蟹江町の産業と小説家・小酒井不木を紹介している郷土資料館です。
常設展示室のある建物の玄関は閉鎖されており、隣の「蟹江町産業文化会館」から入館します。
1階には、小酒井不木の資料室があり、愛用品や著作などが展示されています。江戸川乱歩との交誼が解る、手紙などの資料もありました。探偵小説黎明期に活躍した作家のことを知ることができます。
2階は郷土に関する展示室があります。田舟や田下駄など稲作の道具の展示や、漁業の盛衰を解説しています。川魚を使った郷土料理の紹介に多めのスペースを割き、配布資料も用意されていたのは、珍しく感じられました。歴史に関する展示は、「蟹江合戦」の解説など僅かです。
「蟹江産業文化会館」の1階には、企画展の展示室も設けられています。
低地で中世以降に人々が暮らし始めた地域のため、歴史が浅いのは仕方なく、産業や文化に多くを割いた展示内容です。湿地帯という良くない条件下で使われる道具や、環境の変化による産業の盛衰を知ることができました。
小さな資料館で展示物は少ないものの、蟹江町の特色が絞り込まれているように感じました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2022/11/20
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