奈良時代名僧行基が観音像を刻んだ伝説がある大クス。
- 5.0
- 旅行時期:2022/10(約3年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
武雄・多久 クチコミ:6件
武雄から伊万里に向かう国道498号線の看板を見つけて立ち寄った武雄市若木町にある川古(かわご)の大楠。国の天然記念物にも指定されている全国で第5位にランクされる巨木は、高さ25m・根回り33m・枝張りは東西・南北に27mもある樹齢3,000年以上とも言われているものである。枝や幹はコケなどで覆われており威厳も感じられる上、幹の空洞にはお稲荷様の石祠が祀られている。
奈良時代に全国行脚をしていた名僧行基がこの地に立ち寄った際にこの大楠を見つけ、幹の一部に2.4m程の観音像を刻んだと風土記に記されているようである。
この大楠本当に大きいことは写真を撮ろうとするとすぐにわかるもので、標準ズームでは広角域を用いてもなかなかファインダーに収まらない。また別角度からすると微妙な姿勢で覗いている〝地元の方〟らしい人影が見える。肖像権もあるからな…と移動するのを待っていたが一向に動く気配がない。こちらから逆に動いて確認すると思わず吹いてしまった。なんと〝藁人形〟であったのだ。
こんな遊び心もあり、公園駐車場にはトイレや飲み物の自動販売機も備えられており、地元の方も散策に来られているようだ。歴史ある大楠と遊び心、思い出すだけでも顔がニヤけてしまう場所であった
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 武雄温泉から車で20分。
- 景観:
- 5.0
- 威厳が漂う大きさである。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 散歩に来ていた近所の方が居たようだ。
- バリアフリー:
- 3.0
- 園内は砂地である。
クチコミ投稿日:2022/11/09
いいね!:5票
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