単なる自社製品のPR資料館ではなく、本格的に、羊羹の歴史を扱っており対象は全国に及んでいる
- 4.5
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
成田 クチコミ:7件
成田山の参道途中にある成田羊羹資料館、なごみの米屋本店裏にある。
閉館間近に訪れたが、ゆっくりご覧下さいとのご厚意に甘えさせてもらい堪能。単なる自社製品のPR資料館ではなく、本格的に、羊羹の歴史を扱っており対象は全国に及んでいる。備え付けの資料も読めば、ちょっとした和菓子博士になれる。
羹(あつもの)はすいとんのような煮物を意味し中国伝来の食べ物、平安時代に肉を食べない日本人が小豆や山芋を練り合わせ羊の肝に似たものをつくったのが羊羹の始まりだとか。そこから、製法が変わっていき、寒天を会えた煉羊羹となっていく。
米屋による缶入り水ようかんの発明であるが、既に戦時中には保存を高めるために栗羊羹を缶詰にして戦地の慰問として送っていたらしい。
その他、館内資料から各地の羊羹の話題も多く、国内を回りたくなる。調べたところ 藤むら@本郷、小松屋@酒田は既に廃業していた。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2022/11/07
いいね!:10票
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