さようなら、在来線特急かもめ
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- 旅行時期:2022/08(約3年前)
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by おけいはんさん(男性)
武雄・多久 クチコミ:2件
博多から鹿児島本線、長崎本線を経由して長崎までの153.9kmを、1時間50分~2時間10分で結ぶJR九州の特急。1日22往復運転され、毎時1本または2本運行。このほか門司港~佐賀、博多~佐賀、肥前鹿島→博多などの区間特急が数本ある。さらに多客期には臨時列車も数本設定されています。
1976年7月1日の長崎本線と佐世保線全線電化による運転開始以来46年に渡り、大分行き特急ソニックとともにJR九州の在来線特急のエースとして活躍してきましたが、2022年9月23日「西九州新幹線」開通に伴い、その前日の9月22日がラストランとなり、愛称を新幹線に譲るとともに、博多~武雄温泉間の「リレーかもめ」として再デビューします。
現在、白を基調にした流線型の丸みを帯びたデザインで、長崎本線の曲線を高速で走るため振子式を採用した「白いかもめ」の愛称を持つ885系と、「つばめ」で使用されたあと九州各地の特急で使用される「黒いかもめ」の愛称を持つ787系を使用(佐賀発の104号のみ783系を使用)。振子を採用した「白いかもめ」の方が速く、高級感のあるしつらえと、ゆったりしたシートはくつろぐことができ、疲れを知らない。一方「黒いかもめ」の内装も豪華。中でも傾斜角140度の大型•電動リクライニングシートを装備したDXグリーン車と、かつてのビュッフェ部分を改造した広々とした空間の4号車(普通車)は魅力。
デビュー当初はかもめ専用車両であった885系の白い車両が有明海沿いを疾走する姿は、美しく、絵にもなる。新幹線は有明海沿いを通らないので、今後、この景色を見ることができるのは、ディーゼル車の普通列車のみとなる。長崎に行く際には何度もお世話になった特急かもめ。新幹線とそのリレー特急として新たな活躍を期待したい。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2022/09/22
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