東京都最奥にある集落にある、湖上に浮く橋
- 4.0
- 旅行時期:2022/06(約4年前)
-
-
by Tagucyanさん(男性)
奥多摩 クチコミ:3件
東京都の西の端、奥多摩町の一番奥、つまり東京都で一番奥にある「留浦(とずら)」という集落があります。目の前が奥多摩湖になっていて、この湖上にポリタンクの浮力で浮いている橋がかかっています。
これが「浮橋」で、奥多摩湖にはこのほか、もう少し下流の奥多摩神社の近くにも「麦山の浮橋」というのがあります。
1つ5mぐらいの桁に4つのポリタンクの浮きがついていて、これがいくつもつながって対岸に渡ることができます。奥多摩湖(小河内ダム)を建設する際、湖底に沈んでしまう旧集落を移設する際に、山の両側を行き来できるように作られたものらしいです。
こういう構造なので、静かに歩かないと揺れます。また、1つの桁には10人以上乗らないように、という注意書きが、なぜか橋の終点近くにあったりします。
非常に安定した構造なので、落ちるとか沈むとかいう心配はないですが、渇水期等で水位が低くなったり、強風が吹いたりすると、通行止めになります。
この「浮き」は、かつてはドラム缶でした。子供の頃から何度も来ている私個人的には「ドラム缶橋」という方がなじみのある呼び方です。というか、ポリタンクになったのを最近知りました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2022/08/31
いいね!:6票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する