多くの門人に愛された、江戸時代後期の儒者の墓

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旅行時期：2021/09（約4年前）

赤坂クチコミ：94件

東京メトロ千代田線赤坂駅が最寄り駅。
赤坂駅７番出口から南西へ約３２０ｍ、報土寺の墓地にあります。
井部香山（１７９４～１８５３）は江戸時代後期の儒者です。
説明板によると、江戸で朱子学を学び,築地で塾（香山塾）を開きました。
岸和田藩主岡部氏、飯山藩主本多氏など、香山に学ぶものが多くありました。
天保１４年（１８４３）には老中水野忠邦に招かれ浜松藩の客儒となり、門人は藩士３，０００人に及んだといわれます。
墓石に「香山先生之墓」と刻まれていることも、多くの門人達に敬愛された証と思います。
ただ、報土寺には、著名人の墓がもう一つあります。
それは江戸期の不世出の大関、雷電為衛門の墓です。
こちらの方が圧倒的に人気のようです。