創業が、な...なんと!?『217年前』のくず餅屋...芥川龍之介の御用達だったとか...(船橋屋/亀戸から結構歩く...みたいな.../江東区)
- 4.5
- 旅行時期:2022/06(約2年前)
-
by コタ(Kota)1号さん(非公開)
亀戸 クチコミ:3件
TVをボケェ~っと観ていたら、(超でかい)かき氷を特集する番組で、それがくず餅で有名な亀戸の船橋屋で出されている…という場面が出てきた。
私は今押上にいるので、亀戸はすぐそこ。Google Mapで調べてみると、歩いて17分…。これは行くしかないでしょう…。
で、よく調べてみると、このくず餅『船橋屋』は、江戸時代の文化2年(1805年)、十一代将軍徳川家斉の頃に創業したという歴史ある老舗。
ヘェ~、す…すごい…当時、地方出身者がお店を開く際、「伊勢屋」とか「越後屋」みたいに自分の出身地を屋号に付けるケースが多く、「船橋屋」の創業者が下総国(千葉県)船橋の出身だった事から、そう名付けられたんだそう~。
当時の下総国は、くず餅の原料である小麦の良質な産地だったとか。
そこで小麦を湯で練って/蒸して/きな粉/黒蜜をかけて販売したところ、次第に江戸名物の一つに数えられる程人気になり、それが現在の船橋屋の始まりだった…らしい。
小説家の芥川龍之介は、中学時代に校外ランニングがあると、途中で抜け出して亀戸のこの店に、くず餅を食べに来ていたというエピソードもあるんだとか。
ところで、このお店では、やたらに「乳酸菌」が喧伝されています。
それは人間の免疫力を高める菌がくず餅の中にいるらしく、「くず餅乳酸菌」として商標登録され(=乳酸菌)...なので、くず餅セットにヤクルトのような乳酸菌ジュースが漏れ無くついてきます。
まあ、上記の歴史、物語に誘われて、くず餅を食べに参りましたが、私には、いい思い出となりました。なお、かき氷は、50を越えたおじさんには「無理!!」という判断で、断念でございました…とほほ…
※「くず餅」という名の所以は、生産地の船橋が以前「下総国葛飾郡」という地名だったことから、葛飾郡の「葛(くず)」を取って「葛餅」と呼ばれるようになったとか。ただその後「葛粉」を使った関西の「葛餅」と区別する為、関東地方では「くず餅」「久寿餅」と表記されるようになったんだとか。
~wiki参照~
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- お買い得度:
- 5.0
- サービス:
- 5.0
- 品揃え:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/06/21
いいね!:17票