清流・錦川を沿って走るローカル線
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- 旅行時期:2022/03(約4年前)
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by おけいはんさん(男性)
岩国 クチコミ:2件
山口県岩国市の錦帯橋近くの川西から錦町間、13駅、32.7kmを結ぶ第三セクターの鉄道路線。全列車が山陽本線の岩国までに乗り入れおり、全列車岩国発着となっています。
もともとは、岩国から山口線の島根県日原を結ぶ陰陽連絡線として計画された旧国鉄の岩日線の既開通部分で、第二次特定地方交通線に選定されたことこら1987年に第三セクターの錦川鉄道に移管、錦川清流線となりました。ちなみに、岩日北線と呼ぼれた未完成区間については、4kmを超える六日市トンネルも貫通し、路盤も完成していましたが、1980年に建設が凍結。この区間は「岩日北線記念公園」として整備され、「とことこトレイン」という遊覧車が走っています。
JR岩国駅の奥にある錦川清流線専用の0番ホームを出発、岩徳線の西岩国、川西を通り、1.9km先の森ヶ原信号場で岩徳線と分かれ、錦川清流線になります。川沿いを走り、山陽から中国山地に向かいます。列車は、山陽新幹線の新岩国駅と接続する清流新岩国駅を過ぎると森の中を駆け抜けて行き、清流・錦川に沿って走り、山の斜面と川のギリギリに沿って進みます。途中、ツアー列車しか訪れることのできない秘境駅、清流みはらし駅を通過、錦川にかかる沈下橋が見えたりしていると、岩国駅から1時間7分で、錦町駅に到着します。
車両は、錦川鉄道転換時に導入されたNT2000形、NT2100形は淘汰されており、2007年と2008年に投入された4両のNT3000形に置き換えられています。車両長が18mに延長されたほか、NT2000形にはなかったトイレが備えられ、転換クロスシートになり、サービスレベルが向上した。車体はブルー、ピンク、グリーン、イエローと異なり、公募で決まった愛称がそれぞれつけられています。また、2017年にはJR東日本烏山線を走っていたキハ40を導入、エンジントラブルで運転できない時期があったものの、イベント列車「清流みはらし列車」を中心に運用に就いています。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 車窓:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/05/19
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