豊島屋本店

グルメ・レストラン

「サブロー」が考案した「鳩サブレー」

4.0
旅行時期：2022/01（約2年前）

by After9さん（男性）

鎌倉クチコミ：38件

鎌倉みやげの定番と言えば、鎌倉銘菓の豊島屋（としまや）の鳩サブレー！

僕も近隣市の横須賀生まれ育ちなので馴染みが深い！
とは言え、子供の頃から甘いものより煎餅のようなしょっぱいのも好きだったのであまり好きではなかった・・・
どちらかというとお使い物に困った時の贈答用として「鳩サブレー」が活躍していたような気がする！

鎌倉の鶴岡八幡宮の「八」の字のロゴも鳩のデザインで、鳩は鎌倉の平和のシンボルでよう！

豊島屋は1894年（明治27年）創業の和菓子屋」で、現在「豊島屋」の看板を守るのは4代目だという！

明治30年頃に初代が生み出したのが鳩サブレーは、外国人からもらったビスケットを元に考案！
サブレーの形のモチーフとなったのは鶴岡八幡宮の象徴でもあり平和の象徴の鳩！

鳩の形をしたフランス菓子の「サブレ」というコンセプトは、三郎が考案したので「鳩サブロー」という洒落もネーミングに影響！
「サブレ」ではなく「鳩サブレー」と伸ばしたネーミングになったという！
現在、豊島屋を守るのは4代目だという！

平和の象徴の鳩を割って食べるのは躊躇しますが、「鳩サブレー」は大きく体長は”約13㎝”もあるので食べ応えあります！
”さっくさく”な焼き加減なので割ると破片がテーブルや床に飛び散るので袋の中で一口分ずつ割りながら頂くと食べやすいんです！

たまごと風味と砂糖の甘味、そして優しいバターの香りが口の中に広がります！
バターが強すぎず砂糖が甘すぎずで癖もないサブレは、洋の紅茶にも和の煎茶どちらにも合うような味わいで性別・年齢を問わす家族みんな笑顔で頂ける平和なお菓子でしょう！