駿河湾フェリー

富士山を見るなら、清水港クルーズに比べて料金高いが、ダイナミックな富士を満喫できる

4.5
旅行時期：2022/01（約2年前）

清水クチコミ：23件

清水港と土肥港を約70分で結ぶフェリーで、天気が良ければ、船上からは常にダイナミックな富士山が見え、特に航路の真ん中付近では、周囲の山に邪魔されない裾野の端の方まで広がる見事な富士山が海上から眺められます。
陸地の富士市や田子の浦付近などから眺めた場合に比べて距離が離れているため、富士山は少し小さくなってしまいますが、建物など周囲の建築物に視界を邪魔されることがありません。
清水港から土肥港に向かう場合、乗船時に進行方向右側にとると富士山がよく見えて良いです。
ただし，寒かったり、風が強かったりしなければ、富士山は船内よりもデッキで眺めた方が見事で、乗船前に無理して列に並んで、席の場所にこだわる必要はあまり無いと思います。
良い席を確保しておくと、デッキでずっと立っているのに疲れた時に、席に戻ってゆっくり休みながら富士山が見えて良いかな～という程度でした。
なお、船酔いしやすい方は、座っているよりも寝ていた方が体位が低くて揺れ幅が少ないため、より船酔いしにくいと思います。
そのため、設けられているゴロ寝スペースを活用すると良いですが、スペースが限られていたので、そちらを希望するなら、早めに場所を確保しておいた方が良いかもしれません。

清水港クルーズと比較して、駿河湾フェリーの難点としては…、
① 船が揺れるため、船酔いしやすい人にはあまりおすすめではない
② 陸上ではそれほどでなくとも、海上では風が強いためか、欠航もある
③ 料金が清水港クルーズに比べてお高め
④ 自家用車でフェリーに乗船もしくは復路で清水港に戻らない限り、土肥港に着いてから交通が不便なこと（修善寺駅までの連絡バス（フェリー時間に合わせた「土肥港フェリーターミナル」バス停と通常の「土肥港」バス停があるが、料金が￥1380円もかかり（ICカード使えず）、続く駿豆線も合わせると…）
…などがあると思います。