手軽に登れ、歴史遺産も豊富な四王寺山
- 4.0
- 旅行時期:2021/12(約4年前)
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by パリが大好きさん(男性)
太宰府 クチコミ:73件
大宰府政庁跡の左手をまっすぐ山に向かって歩き、令和の年号で有名になった坂本八幡宮の前を過ぎ集落を抜けると四王寺山の登山口になります。30分余りで坂本の大石垣、さらに登ると四王寺山を一周する登山道に出会います。ここから左手に20分ほど行くと四王寺山最高点の大城山、毘沙門堂です。途中に2か所ほど福岡市街や佐賀県境の山々が一望できるポイントがあります。毘沙門堂の裏から少し急な登山道を下ると野外音楽堂になります。ベンチがあるので昼食をいただくのによいと思います。野外音楽堂のステージに向かって左側の登山道をさらに下ります。白村江の戦いに敗れた大和朝廷が大宰府の防衛のために作られた朝鮮式山城である百石垣に出ます。この間は急な下山道になりますので十分注意してください。百石垣から車道に出ると少し下って鮎帰の滝に向かって歩きます。この滝を右に見てさらに舗装道を歩くと小石垣のところに出ます。小石垣の上からは結構な登りが続きますが、桜の大樹を過ぎるとすぐに大原山になります。なだらかな頂上で祠もあります。ここからはほとんど下り道になりますが、今回は水瓶山(西鉄太宰府駅方面になります)への下山道を左手に見てしばらく、焼米ケ原になります。この辺りは宝満山などの展望がよく休憩するのに適地と思います。再び車道を横切れば岩屋城方面になります。途中城跡らしく馬責めの跡などもあります。この後、九州を制圧しようとする島津軍5万とわずか700名の城兵で戦い全滅した高橋紹運が籠った岩屋城と墓所を過ぎれば県民の森の中を通り大宰府政庁跡まで戻ることができます。休憩時間込みでおよそ4時間ほどです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 西鉄都府楼前駅からも徒歩で登山口までアクセスできます。また車利用も駐車場があります。
- 景観:
- 4.0
- コースの随所で福岡市街、佐賀県境の山々、宝満山系などが一望できます。
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 都市近郊の山であるにもかかわらず、登山者が少ないのでゆっくり歩けます。
- バリアフリー:
- 3.0
- 登山と考えれば楽なコースですし、百石垣付近以外は危険個所もないです。
クチコミ投稿日:2021/12/26
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